子ども好きのあなた!接する機会も多い小児歯科の歯科衛生士
2021年11月18日
子ども好きな方の場合、仕事を選ぶ際も子どもと接する機会の多い保育士や幼稚園の先生を希望することが多いと思います。
しかし子どもと接する機会の多い仕事は保育士や幼稚園の先生だけではありません。
小児歯科の歯科衛生士も、日々多くの子どもたちと接する仕事です。
小児歯科では歯科衛生士はどのような仕事をしているのでしょうか。
小児患者さんの治療には保護者の方との協力が必要です!
一般的な歯科と違い、小児歯科の患者さんは保護者と共にやってきます。
患者さんが幼いうちは診療方針は保護者の方と話し合って決めることになりますので、患者さん本人とはもちろん、保護者の方ともしっかりコミュニケーションをとらなければなりません。
歯科診療の内容や重要性をまだ理解できていない患者さんが怖がらずに診療を受けられるようにするには、保護者の方と歯科衛生士とがお互いに協力することが欠かせないのです。
ただ保護者の方の都合であまり頻繁に通院できないということもあるでしょう。
そのような場合には患者さんが多少泣いたりしても、保護者の方の希望する診療を終わらせなければならなくなります。
歯科診療は嫌なものと思われてしまうとその後の診療がスムーズにいかなくなりますので、歯科衛生士と保護者の双方がきちんとフォローしておきたいですね。
歯科衛生士が次回の診療内容を保護者の方に詳しく説明し、自宅でイメージトレーニングをしてもらうなど、協力して診療に臨みましょう。
接し方のポイントは?
幼い患者さんの本人へはどう接すれば良いのかというと、まずは怖がられないことが大事です。
診療室に入る前に笑顔で明るく接しながら、十分にコミュニケーションを取っておきましょう。
また「何をされるか分からない」というのは恐怖を感じます。
診療室ではどのように使う器具なのかを説明し、柔らかい手触りのものや危険でない器具には実際に触れてもらって怖いものではないという事を分かってもらいましょう。
うがいなどを練習してもらうのもいいですね。
虫歯予防のために塗布するフッ化物やブラッシング用の歯磨剤は甘い香りや味のついたものが多く、これらも事前ににおいを嗅ぐなどして試してもらうのがおすすめです。
この際まず保護者の方に試してもらい「いい香りだね」などと言ってもらえれば、患者さんも受け入れやすくなります。
説明もなくいきなり処置してしまうと強い恐怖を感じてしまいますが、何のために何を使ってどんなことするのかをあらかじめ十分に説明しておけば、幼い患者さんでも無理なく歯科診療を受けられるようになるでしょう。
小児歯科で働く歯科衛生士を目指してみませんか?
小児歯科で歯科衛生士として働くには歯科衛生士の国家資格が必要です。
さらに小児歯科における専門的な知識や技術を持っていると認められれば、小児歯科の認定歯科衛生士になることもできます。
とはいえまずは歯科衛生士の養成校で3年以上学び、卒業後に歯科衛生士の国家試験を受けて合格し、歯科衛生士の国家資格を取得するのが先ですね。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士を目指して学べる養成校の一つです。
学生同士でペアを組み歯科衛生士役と患者役を入れ替わりながら行う実践的な実習や、一人一台設置されたモニターで教材を確認しながらのマネキンを使った実習などに加え、オンライン授業も行っています。
日々の学習や学生生活のサポートはもちろん、模擬試験や総合演習などの国家試験対策、学生一人一人の希望や個性をふまえた就職指導など、万全のバックアップ体制が整っていますのでご安心ください。
介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療を体験出来る海外研修も行っています。
働きながら歯科衛生士を目指したいという方のために夜間部も設けています。
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