海外の人から見た日本人の歯の印象とは
2022年08月12日同じ地球に住んでいても、国によって考え方や価値観は異なります。
例えば歯に関しても、国によって考え方に大きな違いが見られますね。
日本人の歯は海外の人からどんな印象を持たれているのでしょうか。
海外の人が歯並びがいい理由は!?
どうやら海外の人から見ると、日本人の歯はあまり美しくないと思われることが多いようです。
反対に日本人から見ると、海外の人はみんな歯並びがいい印象ですよね。
これは人種による骨格の違いが大きく関係しています。
白人は平面的で小さな歯が大きめの骨格に並ぶことで、歯がきちんと整列しやすい傾向にある一方、黄色人種である日本人は顎の小ささに対し歯は大きめで丸みもあります。
そのため日本人はガタガタの歯並びになりやすいのです。
とはいえ海外の人でも歯並びが悪くなる人が全くいないわけではありません。
しかし歯並びが悪いと感じたら幼いうちからしっかり治療し、きれいな並びになるように矯正しています。
また歯の白さに関しては、黒人や白人は先天的にエナメル質が厚い傾向にあることが関係しています。
歯は乳白色の象牙質を半透明のエナメル質が覆っており、エナメル質から透けて見える象牙質の色が歯の色ということになります。
象牙質は乳白色、つまり白は白でも真っ白ではないため、エナメル質が薄ければその分歯医の色も黄味がかって見えてしまうのです。
そのためエナメル質の厚い黒人や白人は象牙質が見えづらい分、歯が白く見えるということですね。
海外と日本の歯に対する意識の違い
先天的な違いもありますが、人々の意識の違いも歯の健康に大きく影響していると言えるでしょう。
海外では虫歯などの歯の治療費がかなりの高額となる場合も少なくありません。
そのため治療ではなく予防を重視しているのです。
予防歯科先進国として有名なスウェーデンでは、子どもに適切な歯科治療を受けさせていないと児童虐待として処罰される可能性があります。
日本では健康保険制度のおかげで歯科治療の費用も比較的安く済みますので、「問題が起きてから治療すればいい」という考えになりがちです。
しかし歯の美しさという面から考えれば、普段からきちんとケアを行って虫歯や歯周病を予防するようにした方が歯のためですよね。
若い世代が持つ意識が変化している!
ただ近年は海外のように「しっかり虫歯や歯周病予防をしよう」という意識を持つ人が増えてきています。
自身の歯の健康に気を配るのはもちろん、子どもを幼いうちから定期的に歯科医院に連れていき、歯のケアを習慣づけるというのも大事ですね。
歯をケアする習慣が身に付いていれば、成長してからも当たり前のこととして歯をケアできるようになります。
そうやって国全体の予防歯科の意識が高まっていけば、きっと日本人も海外の人と同じように美しい歯を手に入れられるようになるでしょう。
美しい歯に欠かせない予防歯科において、普段の歯磨きなどのセルフケアが重要であるのはもちろんですが、歯科衛生士というプロよるケアも忘れてはなりません。
歯科衛生士は専用の器具や薬品を使って歯垢や歯石を除去し、虫歯や歯周病予防を行っています。
またそれぞれの歯や口の状態に合わせたセルフケアの方法を指導するのも、歯科衛生士の仕事です。
歯科衛生士は口腔ケアに関する専門的な知識や技術を必要とする仕事であり、国家資格とされています。
歯科衛生士になるにはまず専門学校などの養成校で3年以上学び、卒業後に国家試験に合格しなければなりません。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校のひとつで、最新の機器を使った実践的な実習を重視したカリキュラムで、即戦力になれる歯科衛生士を目指せます。
模擬試験などの国家試験に向けた対策も万全ですし、資格取得後の就職に関しても学生一人一人の希望や個性を踏まえながらきめ細かなサポートを行います。
最新の歯科医療に触れられる海外研修や、歯科衛生士としての活躍の場を広げられる海外研修なども実施しています。
夜間部も設けていますので、働きながらでも歯科衛生士を目指して学べますよ。
定期的に開催しているオープンキャンパスでは実習や授業も体験できますし、個別見学やオンラインイベントも行っています。
歯科衛生士やなにわ歯科衛生専門学校が気になる方は、ぜひ本校に足を運んでみてください。