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卑弥呼の歯がいーぜ

2023年08月14日

健康に関する標語は色々なものがありますよね。

歯に関するものですと、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という趣旨の「8020運動」が有名です。

また「卑弥呼の歯がいーぜ」というものもありますが、こちらはあまり知られていないかもしれません。

そこで今回は「卑弥呼の歯はいーぜ」について詳しくご紹介しましょう!

 

『卑弥呼の歯がいーぜ』聞いたことありますか?

柔らかい食べ物がたくさんある現代では、食事の際に噛む回数は昔に比べてかなり少なくなっています。

弥生時代と比べると、現代の人々の食事の際に噛む回数は6分の1ほどになっているそうです。

噛むことは歯や口内はもちろん、全身の健康にも様々な良い影響を与えてくれますので、現代人よりも6倍近く噛んでいた弥生人はきっと健康な歯をしていたことでしょう!

その弥生時代で有名な人物と言えば卑弥呼ですよね☆

「卑弥呼の歯はいーぜ」はそこからきているのです♪

 

発育期からよく噛む習慣を!

よく噛むことはどの年代の方々にも心がけてもらいたいことですが、「卑弥呼の歯がいーぜ」に関しては特に子どもたちに向けての標語となっています。

「卑弥呼の歯がいーぜ」は「肥満防止」「味覚の発達」「言葉の発音」「脳の発達」「歯の病気予防」「がん予防」「胃腸の働きを促進」「全身の体力向上」の頭文字をつなげたもので、これらは発育期の子どもたちにはとても大事なことです☆

まず「卑弥呼の歯がいーぜ」の「ひ」である「肥満防止」ですが、よく噛むと脳が刺激されて満腹感を覚えやすくなります。

噛む回数が多ければ自然と食べる速さもゆっくりになり、食べ過ぎも防げますし、血糖値も上がりにくくなりますね♪

次に「み」の「味覚の発達」は、よく噛むことで味を感じやすくなり、味覚の発達を促してくれます。

「こ」の「言葉の発音をはっきり」は、よく噛むことで口周辺の筋肉が鍛えられてしっかり口を動かせるようになり、美しい発音ができるようになります。

口周りの筋肉は表情にも大きく影響しますので大事にしたいですね!

そして「の」である「脳の発達」は、脳細胞の働きを噛むことによって活性化させるもので、子どもの知能を発達に重要であるのはもちろん、高齢者の認知症を防ぐとも言われています。

「は」は「歯の病気予防」で、よく噛むことによって分泌された唾液が口内を清潔に保ち、虫歯や歯周病にかかりにくくなります。

「が」の「がん予防」も唾液と関係しており、唾液に含まれる酵素が発がん作用を消してくれると言われています。

「い」の「胃腸の働きを促進」は、よく噛めば噛むほど消化を促進させる消化酵素がしっかり出てくれるというものです。

最後の「ぜ」は「全身の体力向上」です。

力を入れる際には歯を食いしばることになりますが、健康で強い歯でなければ十分に食いしばることができず力を出せません。

よく噛んで健康で強い歯を作っておくことで力を入れられるようになり、体力向上に繋がるのです♪

 

よく噛んでいつまでも健康に!

では普段の生活の中で「卑弥呼の歯はいーぜ」をどう実践していけばよいのでしょうか?

まずは噛み応えのある食べ物を食べるようにしましょう!

根菜やきのこのような食物繊維の多い食べ物や、蒟蒻やタコ、イカなどのような弾力のある食べ物を食事に取り入れてみてください。

ドライフルーツやナッツのような乾燥した食べ物も噛む回数が多くなりますね♪

また調理する際は食材を大きめに切ったり、繊維の向きに沿って切る(繊維を断ち切らない)ようにするのもおすすめです!

ただよく噛むことは大事ではありますが、特に幼い子どもの場合はのどにつまらないように食材の大きさや柔らかさに注意することも必要ですので、成長に合わせて工夫していきたいですね☆

 

「卑弥呼の歯はいーぜ」の通り、よく噛むことは多くのメリットがありますが、歯や口内の状態は人それぞれ異なります。

自分に合ったセルフケアの方法が知りたいという方は、ぜひ歯科衛生士に相談してみてください。

歯科衛生士は口腔ケアの専門家で、それぞれの患者さんに合わせたセルフケアの方法をアドバイスしてくれます。

なにわ歯科衛生専門学校はそんな歯科衛生士を目指す方のための学校で、経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験できます。

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