歯科衛生士の力を発揮できる分野【子どもの虫歯予防】
2023年10月25日
以前は「歯科医院に行くのは虫歯になってから」という考えの方も少なくありませんでした!
しかし近年では「虫歯や歯周病にならないためにも定期的に歯科医院へ行き、検診やケアを受ける」という考えが一般的になりつつあります。
特に幼いお子さんにおいては日常的な歯磨きなどはもちろん、歯科衛生士というプロによるケアを積極的に受けることもおすすめしたいですね☆
フッ素塗布について
歯科衛生士は歯科医師の診療をサポートするだけでなく、虫歯や歯周病予防のための処置も自ら行っています!
その虫歯予防処置の一つがフッ素の塗布です。
食材などにも含まれているフッ素は歯や骨に欠かせない栄養素で、歯に塗布するとエナメル質と結びついて硬くなり、歯を強化してくれます。
フッ素の塗布により強くなった歯は虫歯になりにくく、特にやわらかい乳歯においては高い虫歯予防効果が期待できます。
ただフッ素は自然界に存在するとはいっても、薬剤として塗布するとなると健康被害があるのではと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし歯科医院で使われているフッ素は安全性に問題のないものですし、塗布する際の使用量も厳格に守られていますのでご安心ください!
また歯科医院で歯科衛生士にフッ素を塗布してもらうことに加え、日常的なセルフケアの際にフッ素入りの歯磨き粉や洗口液、デンタルフロスなどを使うことも効果的です☆
シーラントについて
幼いお子さんの虫歯予防処置としては、シーラントもよく行われています。
歯を完璧に磨くというのはなかなか難しいもので、特に奥歯の溝や前歯の裏側は磨きづらい部分です。
そこでその磨きづらい奥歯の溝や前歯の裏を樹脂で埋めるシーラントを施せば磨きやすなり、虫歯のリスクを減らすことに繋がります。
シーラントは先ほどご紹介したフッ素の塗布と併せて行うとより高い虫歯予防効果が期待できると言われています!
ただ経年劣化によりシーラントが取れることもありますので、取れた場合には早めに歯科医院に行ったり、定期検診を受けることも大事です☆
子どもの健康な歯を守ります!
幼いお子さんを定期的に歯科医院へ連れていくというのは大変なことかもしれません。
しかし歯が痛くなってから歯科医院へ行き治療を受けるとなると、「歯医者は痛くて怖いところ」という印象が強くなってしまいます。
そうなると通院も治療を受けることも嫌がるようになるでしょう!
歯が痛くない状態で歯科医院へ行き、怖くない・痛くない診療を受けるという経験を積み重ねることで、お子さんも「歯医者は怖くない」と思えるようになります。
小児歯科であれば歯科医師や歯科衛生士もお子さんが怖がらないよう様々な配慮をしてくれているでしょう♪
また歯科衛生士はそれぞれの患者さんに合わせた歯の磨き方や食事の摂り方など、歯のケアに関する指導も行っています。
お子さんのご自宅での虫歯ケアについて、気になる事やお悩みなどがあればぜひ気軽に相談してみてください!
虫歯予防処置を受けるためにも、またお子さんが歯医者に苦手意識を持たないようにするためにも、きちんと定期検診に行くようにしたいですね♪
虫歯予防処置などを行う歯科衛生士は国家資格であり、国家試験を受ける前に専門学校などの養成校での3年以上の学習も義務付けられています。
大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。
経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を行うことで、現場で即戦力となれるスキルが身に付きます!
国家試験対策や就職サポートも充実していますし、昼間部ではダブルライセンス制度や海外研修も実施しています。
夜間部も設けていますので、働きながらでも歯科衛生士の資格取得が可能です☆
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