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日本とアメリカの歯科治療と歯への意識の違いについて

2024年01月22日


文化や習慣など、国による違いは数多く存在します。
歯科医療においても、例えば日本とアメリカでは様々な違いが見られます。
日本とアメリカそれぞれの歯科医療の違いを、治療費と歯への意識という点から見てみましょう。

歯科治療費について

アメリカは治療費が高いという話を耳にしたことがある方は多いと思いますが、これは日本のような国民健康保険制度や高額療養費制度がアメリカにはないためです。
低所得者や身体障害者はメディケイドという医療保険制度を利用できますが、民間の医療保険に加入するのがアメリカでは一般的ですね。
しかし医療保険を利用しても治療費の負担は日本よりも大きく、また病気や怪我によっては保険の対象外となってしまう場合もあります。
これは歯科医療においても同様で、医療保険を利用しても治療費は日本より高くなる傾向にありますし、治療内容によっては全額自己負担となる可能性もあります。
対する日本では国民健康保険制度を利用すれば少ない負担で歯科治療を受けられます。
高額な治療費がかかるような場合でも、高額療養費制度の対象であれば負担額は抑えられます。

歯への意識の違いについて

歯に対する意識についても、日本とアメリカでは違いがありますね。
アメリカでは歯のケアも身だしなみの一つとして考えられており、歯のケアをおろそかにするのは社会人としてマナー違反であるというような意識があります。
そのため予防歯科が重視されており、歯科医院へは定期検診やオーラルケアのために行くのが一般的です。
これは治療費が高額であるのも関係していると言えるでしょう。
虫歯や歯周病になってからそれを治すために高額の治療費を払うよりも、定期的に歯科医院へ行って虫歯や歯周病を予防した方がトータルの費用が少なくて済むからです。
一方日本でも予防歯科は重要視されてきていますが、それでもやはり「歯科医院は治療のために行くもの」という意識の方がまだまだ多いですね。
虫歯や歯周病になってから歯科医院へ行っても日本なら比較的安価で治療できますので、予防が大事だと分かってはいても、実際に問題が出るまで放置してしまうのでしょう。
歯並びも日本ではさほど重視されず、矯正しないままにしている方は少なくありませんが、アメリカでは見た目の美しさだけでなく「歯を磨きやすくする」「正しい噛み合わせができるようにする」といった目的からも積極的に矯正治療を行っています。

渡航前や一時帰国の際に口腔環境を整えておきましょう!

アメリカへの旅行、仕事や学業による長期滞在などを予定されている方もいらっしゃると思いますが、治療費のことを考えると必要な歯科治療は渡航前に終わらせておきたいものですね☆
滞在期間が長くなると現地で治療を受けなければならなくなる可能性もありますので、保険への加入を考えた方が万が一の時には助かります。
もし一時帰国の予定があるのであれば、帰国した際に日本の歯科医院で診察を受けておくのも良いでしょう。
虫歯などで治療が必要になったとしても、歯科医院や治療内容によっては1度の通院で済むかもしれません。

虫歯や歯周病になりにくい口内環境を保つためには、歯磨きなどのセルフケアだけでなく、歯科衛生士というプロによるケアも欠かせません。
歯科衛生士は専用の器具を使って歯垢や歯石を取り除いたり、虫歯予防効果のある薬剤を塗布するなどして虫歯予防処置を行います。

またそれぞれに合わせた歯の磨き方などのセルフケアの指導や、歯科医師の診療のサポートも歯科衛生士の仕事です♪
歯科衛生士は国家資格であり、専門学校などの養成校での3年以上の学習が義務付けられています。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、最新の機器を使った実践的な実習を重視したカリキュラムで学ぶことができます。
経験豊富な講師が分かりやすく丁寧に指導し、基礎をしっかりと身に付けられるだけでなく現場で即戦力として活躍できる力も鍛えられます。
国家試験対策や就職サポートも万全ですし、ダブルライセンス制度や海外研修で歯科衛生士としての視野も広がります。
夜間部も設けており、仕事との両立も可能です。
授業や実習を体験出来るオープンキャンパスも定期的に開催していますし、個別見学にも対応しています。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校がおすすめですよ!

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