全国どこでも働ける医療系国家資格の歯科衛生士
2022年12月23日
最近ではテレワークという働き方も一般的になってきましたが、それでも「この地域以外では仕事がなく働けない」というような職業もありますよね。
反対に全国どこでも働ける職業というと、どんなものがあるでしょうか。
例えば病院は全国各地にありますので、医師や看護師のような医療系の国家資格があれば全国どこでも働けると言えます。
また同じく医療系の国家資格である歯科衛生士も、地域を問わず働ける職業と言えるでしょう。
どうして全国どこでも働けるの?
歯科衛生士は口腔ケアの専門家として、「歯科予防処置」「歯科保健指導」「歯科診療補助」の3つの業務を行っています。
歯科予防処置では、虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を専用の器具を使って取り除いたり、虫歯予防のための薬剤を塗布したりしています。
歯科保健指導では、それぞれの患者さんの状態に合わせて歯の磨き方や食事の摂り方などを指導しています。
歯科診療補助は歯科医師の診療をサポートするもので、器具の準備などの他、歯科医師の指示のもとで治療を行うこともあります。
このような業務を行う歯科衛生士の多くは歯科医院で働いていますが、歯科医院は全国にありますよね。
多少の数の偏りはあるかもしれませんが、それでもどの地域にもたくさんの歯科医院があります。
それら全ての歯科医院が歯科衛生士を必要としているわけですから、全国的に多くの求人があり、そのため歯科衛生士の資格があればどの地域でも仕事を見つけやすいのです。
歯科医院以外でも働けます!
歯科医院が全国各地に数多くあることで求人が豊富な歯科衛生士ですが、歯科医院以外に選択肢がないわけではありません。
例えば総合病院がそのひとつですね。
総合病院では一般の歯科医院では行えないような外科手術をサポートすることも多くなりますし、入院患者さんの口腔ケアも担当することになります。
保健所も歯科衛生士の活躍の場のひとつで、ここでは口腔ケアに関する啓発セミナーの開催などといった仕事がメインになるでしょう。
また近年では介護業界での歯科衛生士の重要性も増してきています。
介護施設専属の歯科衛生士として施設を利用する方々の口腔ケアを担当したり、食事に関する指導や、咀嚼や嚥下機能の維持・改善のためのトレーニングを考案するなどといった仕事も行っています。
他にも歯科医療機器メーカーに就職し、歯科衛生士の視点から開発に関わることもできますし、歯科衛生士の養成校で講師として学生を指導するという道もあります。
歯科衛生士の求人は歯科医院が多いのは確かですが、実はそれ以外にも歯科衛生士の資格を活かして働ける場はたくさんあるのです。
資格があれば高齢化社会でも働ける!
歯科衛生士の国家資格は、一度取得すれば生涯有効です。
求人も豊富で、歯科衛生士として働きたいと思えばいつまでも働き続けられると言っても過言ではありません。
現在の日本はかなりの高齢化社会ですが、歯科衛生士の資格はそんな高齢化社会でも役立ちます。
上記のように介護施設で歯科衛生士として働くのはもちろん、介護を必要としない元気な高齢者にとっても口腔は重要です。
日頃から十分にケアして健康な歯を保てればしっかり噛んで食事ができ、栄養を摂取できると共に精神面での満足感も得られます。
インプラントなど高度な歯科治療が求められることも増えるでしょうから、その際も歯科衛生士のケアが必要になります。
歯科衛生士という口腔ケアの専門家として、高齢化社会を支える重要な存在になることができるのです。
そんな歯科衛生士になるには、まず専門学校などの養成校で3年以上学び、卒業後に国家試験を受け合格する必要があります。
歯科衛生士の養成校はたくさんありますが、近畿圏内の方にぜひおすすめしたいのは「なにわ歯科衛生専門学校」ですね。
大阪はもちろん近隣地域からのアクセスも抜群なJR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあり、通学のしやすさは申し分ありません。
授業や実習は経験豊富な講師が分かりやすく丁寧に指導しますし、学生同士ペアになって歯科衛生士役と患者役を交代しながら実践的な実習を行うなど、現場で即戦力となれる力が身に付きます。
国家試験対策や就職サポートも万全です。
昼間部では海外研修やダブルライセンス制度も実施し、また働きながら学べる夜間部も設けています。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張りましょう。