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歯科衛生士の3大業務【歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導】

2020年10月07日

 

「進学先がなかなか決められなくて困っている」という方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメなのが、歯科衛生士の国家資格取得です!

資格取得は人生において重たい荷物にはなりません。

歯科医療に関する知識を増やしたり、就職に活かしたりできるだけでなく、国家資格なので将来的にも持っていると役に立ちます。

そんな歯科衛生士には、3大業務というものがあります。

3大業務というのは、主に歯医者さんに行ったときに歯科医師の隣にいるお姉さん、歯科衛生士がしてくれる業務です。

具体的にどんな仕事をしているのか、気になりますよね!

そこで本日は、歯科衛生士の3大業務について簡単にご紹介したいと思います。

 

歯科予防処置について

1つ目は、「歯科予防処置」です。

歯科予防処置はその名の通り、虫歯と歯周病を予防すること。

人が歯を失う原因のほとんどが、虫歯と歯周病だと言われています。

これらの疾患を予防することで、できるだけ長くおいしく食事を食べてもらったり、口や歯の病気が原因で起こる疾患を予防することにつなげられるため、予防的なアプローチは年々重要視されているのです。

患者さんの歯や口の中に病気を予防するために、歯科衛生士は歯周病などの原因となる歯垢や歯石を、クリーニングすることで取り除きます。

ほかにも、虫歯予防のために歯にフッ素を塗るなどの直接処置も行っています。

フッ素塗布などの歯科予防処置は、歯科医師と歯科衛生士だけに認められている医療行為。

歯科領域で一緒に働いている歯科助手には認められていない行為なので、歯科衛生士としての専門的な知識や技術が求められます。

 

歯科診療補助について

2つ目は「歯科診療補助」です。

歯科診療補助は、歯科医師の診療を補助したり、歯科医師の指示にもとづいて医療行為の一部を行うこと。

患者さんが安全で快適に歯科治療を受けられるようにするためには、歯科治療に関する専門的な知識や、医師の治療方法に合わせて適切な補助をすることが求められます。

歯科を受診したときに歯科衛生士と関わった経験があるため、イメージしやすいという人も多いのではないでしょうか?

実際に歯科衛生士に口腔ケアをしてもらったり、治療するときに優しく接してくれたことがきっかけで歯科衛生士を目指そうと考える人も多いですよ!

また、歯科衛生士は、診療の補助や患者さんの口腔ケアを行っているイメージが強いかもしれませんが、器具の消毒や準備、薬品の準備や管理といった仕事も行っています。

患者さんに対して安全かつ効率的に歯科治療を提供できるようにしておくことも、歯科衛生士の大切な仕事なのです。

 

歯科保健指導について

3つ目は、「歯科保健指導」です。

歯科保健指導は、患者さんが口腔内の健康を維持できるように、歯磨き指導や食生活指導など、それぞれの患者さんに合わせた方法で指導を行うもの。

歯科衛生士が活躍する場所はクリニックや病院ばかりだと思われがちですが、歯科保健指導においては幼稚園や小学校、介護施設など地域の幅広いエリアに足を運んで行っているのが特徴です。

歯科保健指導の対象者も、小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い年代になっているので、歯科衛生士が地域全体の口腔衛生を守っていると言っても過言ではありません。

ただし歯科保健指導は、患者さんの疾患や年齢、理解度や生活習慣に合わせて個別的な指導を行わなければなりません。

歯科保健に関する知識を持っておくことが重要ですが、説明した指導内容を対象とする方々が受け入れてくれなければ意味がないからです。

高度なコミュニケーションスキルを活かして参加者たちが「生活に取り入れよう」と思ってもらえるような伝え方をしなければならないので、歯科衛生士の業務の中でも難しい仕事である反面、やりがいのある仕事でもあります。

歯科衛生士の仕事内容を少しでもわかっていただけたでしょうか?

少しでも歯科衛生士の資格に興味を持った方は、歯科衛生士の3大業務が体験できる模擬授業に参加してみませんか?

なにわ歯科衛生専門学校では、皆様の歯科衛生士への夢を応援しています。

学校見学会へのお申込み、資料の請求などお気軽にお問い合わせください!

 

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