皆様は、「ホワイトニングコーディネーター」という資格があるのを存知でしょうか？

歯を白くするホワイトニングという技術を知っている方は多いですが、ホワイトニングに関する資格があることは、意外と知られていないようです…。

「歯科衛生士」の資格を持っていれば一連の業務をおこなえるようになりますが、歯科衛生士としての能力を高めてより多くの患者さんの役に立つためにも、仕事に役立つ資格について知っておくことは大切になります。

そこで今回は、ホワイトニングコーディネーターの資格に焦点を当てて、実際の業務内容や資格の取り方についてお話ししたいと思います！

 

ホワイトニングコーディネーターとは

そもそもホワイトニングコーディネーターとは、ホワイトニングに関する高度な知識や技術を持つ歯科衛生士のことをいいます。

「認定歯科衛生士」や「認定矯正歯科衛生士」など、歯科衛生士が取得できる資格は多種多様ですが、それらのひとつに「ホワイトニングコーディネーター」が含まれているのです。

そんなホワイトニングコーディネーターは、ホワイトニングを正しく安全におこなえる歯科衛生士であるという証明になっています。

ホワイトニングや審美歯科をメインとする歯科医院には、ホワイトニングコーディネーターがいることが多いです。

この資格を持った歯科衛生士がいることで、ホワイトニングの相談や施術を安心して受けてもらえるようになると期待されています。

 

ホワイトニングコーディネーターの業務

現場で活躍するホワイトニングコーディネーターは、どのような業務内容になっているのでしょうか？

実は、ホワイトニングは歯科衛生士の資格を持っていれば、誰でもおこなうことができる業務となっています。

そのため、ホワイトニングコーディネーターの資格を持っているからといって、ホワイトニングに関する業務だけ実施しているわけではなく、通常の業務をしながらホワイトニングも実施していることがほとんどなのです。

とはいえ、ホワイトニングコーディネーターは、ほかの歯科衛生士よりもホワイトニングに関して専門的な勉強をしています。

正しい知識をもとに安全な施術をおこなってくれると期待されているため、「ホワイトニングコーディネーターがいる歯科医院を選びたい」という患者さんのニーズをきっと満たせるでしょう。

 

資格の取り方・費用について

ホワイトニングコーディネーターの資格を取る前に、次の 2つの条件を満たしておかなければなりません。

 

 

• 日本国歯科衛生士の免許を持っていること
• 日本歯科審美学会の会員であること

 

 

これらの条件を満たせば、ホワイトニングコーディネーター講習会を受講した後に認定試験に合格することで、晴れてホワイトニングコーディネーターの資格を取得できるようになります。

ホワイトニングコーディネーター講習会の受講料は5,000円、認定試験の受験料は3,000円となっているので、資格取得のための費用がかかりにくいのも良いですね！

また、ホワイトニングコーディネーターは、歯科衛生士とは違い更新が必要な資格でもあります。

定期的にホワイトニングに関する知識や技術をアップグレードできるので、歯科衛生士としてのスキルを高め続けられるのも魅力です。

 

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