歯科衛生士の職に就ける年齢は何歳まで?
2021年03月11日これまで歯科衛生士のお仕事についていろいろとご紹介してきました。
歯科衛生士というお仕事がどんなものか、ご理解いただけたでしょうか?
歯科衛生士なろうか迷っているのであれば、なるべくたくさんの情報を集めて、自分に合う資格かを判断する必要があります。
特に、社会人から歯科衛生士を目指したり、育児が落ち着いてから歯科衛生士を目指したりする人は、年齢と資格取得の関係まで知っておかなければなりません。
ライフステージにあわせて資格取得を考えられるよう、今回は、歯科衛生士の職に就ける年齢についてお話したいと思います。
歯科衛生士の平均年齢
そもそも、歯科衛生士になるためには、まず国家試験という難関を通過しなければなりません。
国家試験には受験資格があり、中には年齢制限が設けられている場合があります。
ですが、歯科衛生士は年齢制限が設けられていない資格のひとつなので、何歳でも受験できます。
つまり、何歳になっても歯科衛生士の仕事に就くことができるのです。
歯科衛生士の気になる平均年齢を調べてみると、2018年の時点で、正職員として働いている歯科衛生士の平均年齢は34.8歳だと厚生労働省が発表しています。
2002年での平均年齢が30.4歳だったことを考えると、平均年齢が上昇傾向にあると言えます。
また、非常勤として働く歯科衛生士を見てみると、2016年の時点で平均年齢が43.4歳になっています。
これは、結婚や出産などで一度現場を離れた歯科衛生士を、積極的に採用しているところが多いのが要因だと考えられます。
歯科衛生士の定年
何歳からでも資格取得を目指せる歯科衛生士ですが、多くの職種に「定年退職」があるため「歯科衛生士になったら何歳まで働けるのだろう」と気になる人も多いのではないでしょうか?
2021年の時点では、歯科衛生士に年齢制限や免許返納の義務を設けた法律はありません。
つまり、65歳を過ぎても、歯科衛生士として働き続けることが可能です。
もともと定年退職は、企業側が「一定の年齢に達すると退職になる」という独自のルールです。
そのため、勤務先によっては、就業規則によって定年退職が定められているかもしれません。
しかし、多くの歯科医院などで歯科衛生士が不足しているため、定年退職によって職を失うことは考えにくいです。
実質的に、歯科衛生士に定年退職はないと言ってよいでしょう。
歯科衛生士が転職できる年齢は?
定年退職をすると、ある程度の年齢に達しているため、「転職先が見つかるか不安」という人もいるかもしれません。
進路を決めようと思っている学生さんはあまり心配することがない年齢制限ですが、転職を考え中の社会人の方や子育て後の主婦の方は年齢を気にしてしまいがちですよね。
歯科衛生士は、年齢を気にせずに働ける女性に人気の仕事です。
転職先によっては年齢制限を設けているかもしれませんが、歯科衛生士が不足して困っているところは多いので、転職先が見つからないことはないでしょう。
また、歯科衛生士は歯科医院での活躍が印象強いかもしれません。
しかし、最近は、介護福祉施設や訪問診療など、さまざまな場面で歯科衛生士の活躍が注目されています。
今後、超高齢化社会が訪れることも予測されているので、ますます歯科衛生士のニーズは高まるでしょう。
幅広い年齢層の学生が集まる「なにわ歯科衛生専門学校」で歯科衛生士を目指そう
ご紹介したように、歯科衛生士の資格取得は何歳からでも目指せます。
一度資格を取得すれば、何歳まででも働けるので、一生涯社会で活躍することが可能です。
もちろん、歯科衛生士は歯科領域における専門職なので、デビューするまでに幅広い知識や技術を身につけなければなりません。
ですが、歯科衛生士になりたいという強い意志があれば、誰でも歯科衛生士を目指せます!
私たちと一緒に、年齢を気にせず働ける歯科衛生士を目指してみませんか?
「なにわ歯科衛生専門学校」では、昼間部と夜間部を併設しており、幅広い年代の学生さんたちが勉学に励んでいます。
進学を希望される学生さんだけでなく、社会人や主婦の方にも通いやすい環境を整えていますので、ライフスタイルにあわせて柔軟な学び方を選んでいただけます。
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