日本人の歯科衛生士が海外で働くには?
2021年03月19日歯科衛生士は国家資格であり、主な就職先は歯科医院です。
歯科医院以外では、総合病院や保健所、介護施設などでも歯科衛生士は働いています。
中には、日本で取得した歯科衛生士の資格を活かし、海外で能力を発揮する人もいます。
グローバルな時代だからこそ、「海外で働いてみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本人の歯科衛生士が海外で働くケースについてお話します。
海外で働くために必要なこと
歯科衛生士として海外で働く場合、観光とは違い、現地で働くとなると労働ビザなどが必要な場合があります。
国によっては、多くの書類を用意してさまざまな申請をおこなう必要も出てきます。
しかし、勤務先によっては、その国で働くために必要な手続きを職場の人が代行してくれる場合があります。
日本から来た歯科衛生士を積極的に受け入れているところを探してみると、スムーズに働き始められるかもしれません。
そして、言語能力も重要です。
現地の言葉を日常会話で話せたとしても、歯科衛生士として働くことになれば専門用語なども理解できなければなりません。
そのため、より高いレベルで言語を習得する必要があります。
日本と海外の働き方の違い
働く国や勤務先によって違いますが、アメリカの場合、労働時間は日本と大きく変わらないものの、自分が担当する患者さんの診療が終わったら勤務を終了するところもあるようです。
日本のように、決まった診療時間が終わるまで歯科医院で待機する必要がないので、時間を有意義に活用できる日が増えるでしょう。
業務内容にも、アメリカと日本で違いがあります。
基本的に、日本の歯科衛生士ができる業務はアメリカでもおこなえます。しかし、アメリカの歯科衛生士の場合、次の行為を患者さんに実施できます。
- 歯周病の診断
- 特定の麻酔薬の使用
- レントゲン撮影 など
このように、日本の歯科衛生士がおこなえない業務をアメリカでは実施できるので、それだけ年収も高くなりやすいです。
ですが、より専門的な知識や技術が求められるので、歯科衛生士の資格を取得するのは日本よりも難しいでしょう。
さらに、アメリカでは、「歯科衛生士は歯科衛生士業務しかおこなわない」というところも多いようです。
日本の歯科衛生士のように、歯科医のサポートや受付、器械の消毒滅菌や清掃などオールマイティーに業務をしないため、自分自身の業務に専念しやすくなります。
どちらで働くのが理想的かは人によって違いますが、日本と海外の違いを知っておくと、将来どこで働くべきかを決めやすくなります。
衛生士免許は日本以外でも使える?
先ほど説明したように、日本の歯科衛生士の国家資格は、どの国でも有効というわけではありません。
日本の資格がそのまま使える場合もあれば、その国の資格を取得し直さなければならない場合もあります。
国によっては、「歯科衛生士」という資格がないところもあります。
たとえば、ベトナムには歯科衛生士がないため、歯科領域に特化した看護師が日本で言う歯科衛生士にあたる仕事をしているようです。
「行ってみたい」「働いてみたい」と考える国は人それぞれですが、就職を考えている国で歯科衛生士としての力を発揮するには、国ごとにどのような条件を満たさなければならないかを知る必要があります。
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これまで説明したように、日本で歯科衛生士として働くことに比べると、海外で歯科衛生士として働くのは大変な部分も多いでしょう。
しかし、大変だからと言って、決して海外で働けないわけではありません。
海外で働くということを選択肢のひとつとして考えておくと、充実したキャリアを歩めるでしょう。
日本では、専門の養成機関で3年以上学んだ後、国家試験に合格すれば歯科衛生士の資格を取得できます。
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