約5年間歯科衛生士として働けばWライセンスも取得出来る【ケアマネージャー】
2021年03月25日歯科衛生士の国家資格を取得した場合、基本的には歯科衛生士として働くことになるでしょう。
歯科衛生士の主な勤務先は歯科医院ですが、働く中で「ステップアップしたい」と考えるようになるかもしれません。
その際、特定の分野における高度な知識や技術を持つ「認定歯科衛生士」になるという選択肢もありますが、実務経験を活かして別の資格を取得するということも可能です。
たとえば、ケアマネージャーは、歯科衛生士の実務経験を活かして取得できる資格のひとつです。
今回は、歯科衛生士におすすめのWライセンスをいくつか紹介したうえで、ケアマネージャーという資格がどのようなものか、どうすればケアマネージャーになれるかをご説明します。
歯科衛生士におすすめのWライセンス
先ほど説明したように、「認定歯科衛生士」など、歯科衛生士がステップアップできる資格はほかにもたくさんあります。
中でも人気がある資格として、次のものが挙げられます。
- 歯科技工士
- 米国歯科衛生士
- 保育士
- 看護師や准看護師
- ケアマネジャー
歯科技工士は、歯科医師の指示書をもとに、義歯や補綴物などを製作・加工する専門職です。歯科領域で幅広い能力を発揮できるので、職場で高い戦力を持つ人材として活躍できます。
また、人によっては「日本を離れて歯科衛生士としての力を発揮したい」と思うようです。米国歯科衛生士は、日本の歯科衛生士よりも地位や給与水準が高いとも言われているので、海外での活躍を目指すのもおすすめです。
ほかにも、歯科領域を離れて保育士や看護師、准看護師を目指す人もいます。異なる領域ではありますが、歯科衛生士として働く中で「もっと子どもと関わりたい」「ほかの医療職として力を発揮したい」と考え、これらの資格取得を目指すようです。
さらに、超高齢化社会が訪れつつある近年は、介護領域の需要がさらに増えると言われています。そのような需要に応えるために、介護領域の専門職である「ケアマネージャー」を目指す人もいます。
ケアマネジャーは今後さらに重要になる資格なので、どのような職種なのか、どうすれば資格を取得できるのかを知っておきましょう。
ケアマネジャーとは
ケアマネジャーとは、2000年に新たに作られた公的資格で、正式には「介護支援専門員」と言います。
介護が必要な人に必要な支援を受けてもらうには、本人や家族が抱えている課題をくみ取り、それを解消させるサービスを提案しなければなりません。
適切なサービスを提案するには、高いコミュニケーション能力や医療・介護システムへの理解、関係機関との調整能力が求められます。
歯科衛生士としての知識や技術だけでなく、さまざまな能力を身につけなければならないので、計画的に資格取得を目指す必要があります。
ケアマネジャーになるには
ケアマネージャーの資格試験は、医療などの法的資格を持ち、実務経験5年以上かつ900日以上、もしくは介護施設などでの相談援助業務に従事し、実務経験5年以上かつ900日以上のいずれかに当てはまらなければ受験できません。
歯科衛生士の場合は前者の法的資格に当てはまるので、歯科医院などで5年以上かつ900日以上歯科衛生士として働いていれば、ケアマネージャーの受験資格を得られます。
ケアマネージャーの試験は合格率もあまり高くなく、試験合格してからも87時間を超える研修を受けなければなりません。
また資格は5年ごとの更新制で、その都度研修が行われます。
簡単な資格ではないかもしれませんが、取得すればより幅広い活躍が可能になるでしょう。
歯科衛生士という資格を活かしつつ、ステップアップするにはピッタリの資格ではないでしょうか。
まずは「なにわ歯科衛生専門学校」で歯科衛生士を目指そう
歯科衛生士になるには、専門学校や短大、大学などの養成校で3年以上学び、その後国家試験に合格しなければなりません。
「なにわ歯科衛生専門学校」も歯科衛生士の養成校のひとつで、歯科医療の現場で即戦力となれるよう、最新の機器を使った実践的な実習を重視しています。
歯科衛生士として十分な実績のある講師が少人数制で授業を行うことで、確実に知識や技術を身につけられるようになっていますし、国家試験対策も万全です。
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