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歯科衛生士の三大業務の一つ~歯科診療補助について~

2021年05月19日

 

歯科衛生士の仕事というと、皆様はどのようなことを思い浮かべますか?

歯科衛生士の仕事には、「患者さんの歯をキレイにする」「歯の磨き方や食事のポイントについて指導する」といった仕事がありますが、特に重要な仕事として「歯科医師がおこなう治療を手伝う」というものがあります。

これは、「歯科診療補助」と呼ばれる歯科衛生士の仕事の一つで、患者さんの治療を進めるうえでとても大切な業務です。

歯科診療では歯科医師の仕事にばかり注目してしまいがちですが、「歯科診療補助」とは具体的にどのような仕事内容なのでしょうか?

今回は、歯科衛生士の三大業務の一つ「歯科診療補助」について、詳しくお話ししたいと思います。

 

歯科診療補助ってどんな仕事?

そもそも歯科衛生士は、「歯科診療補助」「歯科予防処置」「歯科保健指導」という三大業務を担う国家資格です。

このうちの「歯科診療補助」は歯科医師の診療をサポートするもので、診療に使う器具を準備するなどといった簡単なものから、様々な検査や場合によっては治療などもおこないます。

幅広い業務を担当していることから、中には「歯科医師よりも歯科衛生士の方が関わる時間が長いことがある」という経験がある方もいるかもしれません。

また、歯科医院で歯科医師をサポートするという立場としては、歯科助手も同じような存在だと思われがちです。

しかし、歯科助手のサポートは、受付業務や院内の清掃、器具の滅菌や準備などに留まります。

つまり、患者さんの口内で処置を行うような専門性の高いサポートは、歯科衛生士でなければできないのです。

このことから、歯科衛生士は歯科医療の中でも専門性の高い職種だということが分かりますね。

 

歯科衛生士がおこなえない業務

歯科衛生士の仕事は、歯科医師の指示さえあればどんなことでもできると思われがちです。

しかし、国家資格である歯科衛生士には、歯科医師の指示であったとしてもおこなえない業務があります。

たとえば、歯ぐきを切開したり歯を抜いたりする処置が挙げられます。

これらは患者さんに与える負担が大きい処置なので、歯科衛生士ではなく歯科医師がおこなわなければなりません。

また、歯を削ったり薬剤を注射したりする処置も、歯科衛生士には実施できません。

これらの処置は、たとえ歯科医師の指示があったとしても歯科衛生士にはできないため、どこまでが「歯科診療補助」なのかをはっきりさせたうえで働くことが大切です。

 

歯科衛生士になるには

高い知識や技術が求められる「歯科診療補助」がおこなえる歯科衛生士は、どうすればなれるかご存知でしょうか?

歯科衛生士になるには、まず国の指定する養成校で口腔ケアに関する専門的な知識や技術を3年以上かけて学ぶ必要があります。

その後、国家試験を受けて無事に合格したら、指定の機関に登録することで国家資格を受け取れます。

中には「通信教育で資格を取れないの?」と思う方もいるでしょう。

しかし、通信教育では演習や実習をおこなうことができないので、国家試験を受けるために必要なカリキュラムをすべて受講できません。

そのため、「歯科診療補助」という高度なサポートをおこなえる歯科衛生士になるには、資格を取得するまでのプランをはっきりさせておくことが大切です。

 

歯科衛生士を目指すなら「なにわ歯科衛生専門学校」

歯科衛生士の三大業務の一つである「歯科診療補助」についてイメージしていただけたでしょうか?

歯科衛生士は女性から人気がある職種の一つなので、「歯科衛生士になりたい」と思う方も多いでしょう。

歯科衛生士の養成校は全国各地にありますが、近畿圏内で歯科衛生士を目指すなら「なにわ歯科衛生専門学校」がおすすめです。

本校では、最新の機器を使った実践的な実習を数多く積み重ねることで、実際の歯科医療の現場でも戸惑うことなく処置できる知識や技術を身につけていただけます。

ダブルライセンス制度や海外研修では、歯科衛生士として幅広い活躍が期待できるようになりますし、夜間部を選べば働きながら学ぶことも可能です。

JR大阪駅や各線梅田駅から歩いて10分かからないという立地ですので、通学の負担も少なくて済みますよ!

定期的にオープンキャンパスも開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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