歯科助手からステップアップして歯科衛生士になる理由とは
2021年06月14日歯科医院で働いている人の職種として、歯科医師や歯科衛生士はよく知られています。
しかし、多くの歯科医院では、これらのほかに「歯科助手」という職種も活躍しています。
「歯科医院では専門的な資格を持つ人でなければ働けない」と思われがちですが、歯科助手は医療の資格を持っていなくても働くことができるのです。
そんな歯科助手ですが、歯科衛生士へのステップアップを目指している人も少なくありません。
今回は、歯科助手と歯科衛生士の違いについて説明したうえで、歯科助手から歯科衛生士を目指す方法や歯科衛生士を目指すメリットについてお話ししたいと思います。
歯科助手と歯科衛生士の違い
歯科助手と歯科衛生士は、名前が似ていますがどのような違いがあるのかご存知でしょうか?
歯科医院において歯科助手は、診療のサポートや受付、レセプト作成などの仕事をおこなっています。
ここでいう歯科助手がおこなう診療のサポートは、診察や歯のクリーニングなどで使う器具の準備や洗浄のといったことが代表的で、実際に患者さんの口や歯を触りません。
あくまで、間接的に患者さんの治療に携わっているというのがポイントですね。
一方、歯科衛生士は、歯科医師の補助や薬品の調合や歯型の作製などをおこないます。
専用の器具や薬品を使用し、虫歯予防のための処置を自らおこなえるので、患者さんの健康を直接的に守ることができます。
また、必要に応じて保健指導やブラッシング指導などをおこなうのも、歯科衛生士の大切な役割。
歯科医院での処置だけでなく、日常生活の過ごし方や歯や口のケア方法を専門的な知見から指導できるのも、歯科衛生士だからこそできるのです。
歯科助手から歯科衛生士を目指すには
このように、歯科助手と比べて、歯科衛生士が患者さんに対して専門的な処置や指導ができるのは、「歯科衛生士」という資格が口腔ケアに関する専門的な知識や技術を持つ国家資格だからだと言えます。
そのため、「より専門的な知識や技術を身につけたい」「患者さんに直接的なケアをして口や歯の健康を守りたい」とキャリアアップを考える歯科助手もたくさんいるようです。
では、国家資格である歯科衛生士を目指すにはどうすれば良いのでしょうか?
歯科衛生士は、大学や専門学校といった歯科衛生士の養成校で3年以上学んだうえで、国家試験に合格することで資格を取得できます。
座学だけでなく実習での経験も積まなければならないので、通信教育だけでは資格を取得することはできません。
歯科助手から歯科衛生士にステップアップするとなると、ほとんどの人は仕事をしながら学校に通わなければならないでしょう。
そのような場合は、夜間部が併設された学校を選ぶと、家計を安定させながら資格取得を目指すしやすくなりますよ!
歯科衛生士を目指すメリット
歯科助手から歯科衛生士にステップアップするには、ある程度の期間がかかります。
そこまでして歯科衛生士を目指すことには、どのようなメリットがあるのでしょうか??
歯科衛生士の資格を取得する大きなメリットとして、「国家資格であること」が挙げられます。
すでにお話ししたように、歯科衛生士は専門的な知識や技術を持っているので、より多くの業務に携われるようになります。
自分がおこなった処置で患者さんが元気になっている姿を見れるので、やりがいを持って働くことができます。
また、歯科助手と歯科衛生士とでは、歯科衛生士の方がより良い条件で働くことができます。
収入面などの待遇の違いも、歯科衛生士へのステップアップを考える理由の一つと言えますね。
歯科助手から歯科衛生士を目指すなら「なにわ歯科衛生専門学校」
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ダブルライセンス制度や海外研修も取り入れており、幅広い視野も身に付けられるでしょう。
さらに、働きながら学べるよう、夜間部も設けています。
歯科助手からのステップアップを考える方をはじめ、歯科衛生士を目指すなら、「なにわ歯科衛生専門学校」で一緒に頑張ってみませんか??