歯科医院の種類もいろいろ?歯科衛生士の就職先
2021年09月15日「これまで一度も歯科医院に行ったことがない」なんて方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方が歯科医院で診療を受けた経験があると思います。
歯科医院では歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士などが協力して診療を行っています。
ただ「歯科医院」とひとまとめにされてはいても、実は様々な種類の歯科医院があります。
また多くの歯科衛生士が歯科医院で働いていますが、歯科医院以外で活躍する歯科衛生士もいます。
今回は歯科医院の種類や歯科衛生士の就職先についてご紹介しましょう。
どんな種類があるの?
歯科医院でもよく知られているのは「一般歯科」ですね。
虫歯の治療や歯のクリーニングなど、幅広い歯科医療を行っています。
一般歯科は若い方からお年を召した方まで様々な方が通っていますが、それに対して幼いお子様を対象としているのが「小児歯科」です。
小児歯科はお子様が怖がることなく安心して診療が受けられるよう様々な工夫が凝らされています。
幼いうちから歯をケアする習慣を身に付けていれば、大人になってからも健康な歯を保ち続けることができるでしょう。
小児科以外では高齢者歯科や障害者歯科などもあり、訪問診療に対応している医院もあります。
また歯の矯正やホワイトニング、インプラントなどは一般歯科でも受けられますが、「矯正歯科」や「審美歯科」、「インプラント歯科」のような専門歯科も少なくありません。
他にも口腔外科や口腔内科、歯科放射線科など様々な歯科がありますが、科によっては歯科医院として独立しているではなく、総合病院や大学病院などの診療科の一つとなっているものもあります。
ほとんどの歯科衛生士は歯科医院で働いています
歯科衛生士として働く場合、就職先として一番に考えられるのが歯科医院です。
歯科医師の診療をサポートする「歯科診療補助」は歯科衛生士の仕事の一つですし、専用の器具や薬物を使って行う「歯科予防処置」も歯科医院で行われています。
患者さんの要望があれば、歯の磨き方などを指導する「歯科健康指導」も行います。
口腔ケアに関する歯科衛生士の専門的な知識や技術を存分に活かせる歯科医院で、ほとんどの歯科衛生士が働いているのは当然と言えるでしょう。
歯科医院以外にも活躍しています
ほとんどの歯科衛生士が歯科医院で働いているとは言っても、全ての歯科衛生士が歯科医院で働いているわけではありません。
歯科医院以外にも、歯科衛生士の活躍の場はあるのです。
例えば総合病院の口腔外科などがそうですね。
他の科と協力しながら外科手術を行ったり、入院患者さんの口腔ケアを担当することになります。
また最近では介護施設で働く歯科衛生士も少なくありません。
加齢による衰えは噛む力や飲み込む力にも影響し、肺炎の原因になる恐れのある誤嚥なども起こりやすくなります。
介護施設では歯の健康を保つための口腔ケアだけでなく、咀嚼や嚥下機能を維持・改善させるためのトレーニング指導なども、歯科衛生士が行います。
保健所で働く歯科衛生士もおり、この場合は保健所内や小学校を訪問するなどして歯科保健指導を行うのが主な仕事になるでしょう。
他にも歯科医療関係の企業で働いたり、歯科衛生士の養成校で講師となるなどの選択肢もあります。
歯科衛生士の活躍の場は豊富にあるのです。
では歯科衛生士になるにはどうすればよいのかというと、まずは歯科衛生士の養成校に3年以上通い、必要な知識や技術を身に付けます。
その後国家試験を受けて合格すれば歯科衛生士になることができます。
歯科衛生士の養成校には専門学校や大学、短大などがあり、なにわ歯科衛生専門学校もその一つです。
経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、実践的な実習を数多く積み重ねることで歯科衛生士に必要なスキルが確実に身に付きますし、国家試験に向けて模擬試験なども行っています。
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