日本小児歯科学会認定歯科衛生士の資格を取得するには
2022年02月14日
歯科衛生士は医療系の国家資格のひとつですが、資格取得後はただ歯科衛生士として働き続けるだけというイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
しかし実は歯科衛生士として経験を積むことで取得できるようになる資格もあるのです。
これを認定歯科衛生士と呼び、矯正やインプラント、ホワイトニングなど様々な種類の認定歯科衛生士がいます。
歯科衛生士の資格を取得する際は将来的に認定歯科衛生士となることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
今回は数ある認定歯科衛生士の中から、日本小児歯科学会認定歯科衛生士についてご紹介しましょう。
資格取得の条件は?
日本小児歯科学会認定歯科衛生士になるにはもちろん歯科衛生士である必要がありますが、歯科衛生士の資格があればすぐに申請できるのではなく、小児歯科での臨床経験が通年5年以上であることも求められます。
認定に申請する時点で日本小児歯科学会に1年以上続けて在籍しており、学会への1回以上の出席、教育研修単位30単位以上を有することも条件となっています。
研修単位といっても特別な研修を受けなければならないというわけではなく、小児歯科認定医のもとで働き、学会に定期的に参加すれば取得できます。
申請条件をクリアすること自体はそれほど難しくはないでしょう。
申請後書類審査や試験などを経て承認されれば、日本小児歯科学会認定歯科衛生士になることができます。
認定期間は5年間で、更新の際はセミナーや学術大会への参加、症例発表などが必要になりますので、計画的に準備するようにしましょう。
日本小児歯科学会認定歯科衛生士の業務は?
では日本小児歯科学会認定歯科衛生士になると、具体的にどのような業務を行うようになるのでしょうか。
日本小児歯科学会認定歯科衛生士は小児歯科の口腔ケアにおける高いスキルを持つ歯科衛生士です。
通常の小児患者向けの歯科医療行為を行うだけでなく、歯列不正の改善や口腔機能発達不全症の予防を行うなど、早い段階で口腔機能の問題を見つけることが求められるようになります。
年齢や成長に合わせた適切な治療を行うと共に、正常に成長していけるように口腔ケアを行うことも小児歯科では重要ですね。
スキルアップや転職時にもアピールできますね!
日本小児歯科学会認定歯科衛生士は歯科衛生士としてのスキルアップになるのはもちろん、小児歯科を専門としていたり、小児歯科に力を入れている歯科医院に転職する際にはとても有利になる資格です。
歯科医療というと以前は実際に虫歯や歯周病になってから治療するものというのが一般的な認識でした。
しかし現在は虫歯や歯周病にならないよう予防することが大事であるという意識を持つ人が増えてきています。
そのためには幼い頃から定期的に歯科医院に通い、プロのケアを受ける習慣をつけることが欠かせません。
日本小児歯科学会認定歯科衛生士はその手助けになるでしょう。
歯科衛生士は口腔ケアの専門家として様々な医療行為を行いますので国家資格とされており、養成校での3年以上の学習も義務付けられています。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校のひとつです。
最新の機器を使った実践的な実習を、経験豊富な講師の指導のもとで数多く積み重ねることで、現場で即戦力となれる力を身に付けられるようになっています。
昼間部では介護や歯科医療事務の資格取得も目指すダブルライセンス制度や最先端の歯科医療を体験できる海外研修も取り入れていますし、国家試験対策や就職サポートも万全です。
働きながら歯科衛生士を目指して学びたいという方のために夜間部も設けています。
オープンキャンパスでは医療機器を使ったりセメントを練和したりするなど、歯科衛生士の仕事を体験することができますよ。
ご都合が合わなければ個別見学にも対応しております。
なにわ歯科衛生専門学校で学んで歯科衛生士を目指してみませんか?