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~歯科衛生士のことを知ろう~歯科衛生士は歴史ある職業

2022年02月21日

 

歯科医院に行くと歯科医師だけでなく、歯科衛生士からも様々な説明や処置を受けることがありますよね。

むしろ歯科医師よりも歯科衛生士の方が接する時間が長い、なんてことも珍しくはありません。

しかしそんな身近な存在ではあるものの、歯科衛生士のことはあまり詳しく知られていないのではないでしょうか?

そこで今回は歯科衛生士とはどんな存在なのか、特に歯科衛生士の歴史について注目しながらご紹介したいと思います。

 

歯科衛生士の始まりは?

歯科衛生士という仕事は1913年にアメリカで生まれました。

アメリカでは歯科衛生士はDental hygienistと呼ばれています。

日本にもその6年後の1919年に、岡田満という歯科医師によって歯科衛生士の存在が伝えられています。

さらに1921年には日本でもDental hygienistを確立すべく、「歯科衛生婦」の養成が始まります。

ただ歯科衛生婦は国家資格ではなく、歯科衛生士のような専門的な処置は行っていなかったようですね。

歯科衛生士という国家資格になったのは1948年です。

当時は第二次世界大戦の影響で日本国内の公衆衛生が悪化しており、その改善のための一環として歯科衛生が重要視されたことが、歯科衛生士の国家資格の制定に繋がりました。

当時の歯科衛生士は主に保健所で働き、虫歯予防のためのケアの方法を広報するなどしていたようです。

歯科医師の診療をサポートするようになったのは1955年で、1989年になると歯科保健指導も歯科衛生士の仕事となりました。

 

近年では男性の歯科衛生士さんも増えてきています!

さてそんな歯科衛生士というと、女性をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

確かに男性歯科衛生士はめったに見かけることはありませんが、女性でなければ歯科衛生士になれないわけではありません。

実は男性でも歯科衛生士になることができるのです。

以前は歯科衛生士は女性のみが取得できる国家資格であると定められていましたが、歯科衛生士法が改正されたことで2012年には男性歯科衛生士が誕生しています。

とはいえ歯科衛生士はまだ圧倒的に女性の多い職業で、全国的に見ても男性歯科衛生士は数えるほどしかいません。

しかし男性看護師が今はもう当たり前になりつつあるように、これからは男性歯科衛生士も徐々に増えていくのではないでしょうか。

 

今後も歯科衛生士の需要は高まっていくでしょう!

歯科衛生士の多くは歯科医院で歯科医師の診療のサポートしたり、自ら虫歯予防処置や歯磨き指導なども行っています。

歯科医療が進歩するにつれ、歯科衛生士にもより専門的で高度な業務が求められるようになるでしょう。

虫歯などの予防のために定期的に通院するという方も増えてきていますし、矯正やホワイトニングなどの審美歯科の注目も高まっていることからも、歯科衛生士の出番はますます多くなります。

また高齢化が進めば訪問診療の需要も増えますし、介護施設などに歯科衛生士が常駐しケアを担当するというケースも多くなるでしょう。

今現在も人手不足と言われている歯科衛生士ですが、今もそしてこれからも、高い需要のある資格なのです。そんな歯科衛生士になるには、国家試験の前にまずは口腔ケアに関する知識や技術を身に付けるべく、養成校で3年以上学ぶことが義務付けられています。

大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。

経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験できるのが本校の強みで、現場で即戦力になれる歯科衛生士を目指せます。

歯科衛生士が誕生したアメリカ・ロサンゼルスで最新の歯科医療に触れられる海外研修も行っていますし、ダブルライセンス制度で介護や歯科医療事務などの資格取得も目指します。

働きながら歯科衛生士を目指したいという方のために夜間部も設けています。

国家試験合格後の就職に関しても、それぞれの希望や個性を踏まえたアドバイスや面接指導など、きめ細かくサポートしていますのでご安心ください。

本校はJR大阪駅や各線梅田駅から歩いて8分ですので、まずは一度オープンキャンパスや個別見学に参加してみてはいかがでしょうか?

皆様のお越しをお待ちしています。

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