【矯正歯科】で歯科衛生士として働くにあたっての魅力とは?
2022年03月04日
幅広い歯科医療を行う歯科医院も少なくありませんが、矯正やインプラント、小児、審美など、特定の分野における歯科医療を専門的に行う医院もあります。
そうした歯科医院では歯科医師はもちろん、歯科衛生士にもその分野の専門的なスキルが求められます。
一般の歯科とでは歯科衛生士の業務にも違いが出てくるでしょう。
例えば矯正歯科で歯科衛生士として働く場合、一般的な歯科とは何が違うのでしょうか。
また矯正歯科ならではの魅力とは一体どんなものなのでしょうか。
患者さんの近くで成長と喜びを一緒に!
矯正歯科では一般的な歯科に比べ、治療期間が長くなる傾向にあります。
矯正自体ある程度時間のかかるものですし、矯正器具を付けているとよりこまめに丁寧な口腔ケアをしなければなりません。
そこで歯科衛生士がそれぞれの患者さんの状態に合わせ、歯の磨き方など適切なセルフケアの方法を指導する必要があります。
とは言ってもセルフケアのみでの完璧なケアは難しく、また器具そのもののお手入れもしなければなりませんから、定期的な通院も欠かせません。
通院の回数も多くなりますので、矯正歯科では歯科衛生士が患者さんと接する時間は一般歯科よりも長くなります。
また歯並びの悪さはかみ合わせや嚥下などにも影響します。
歯並びが悪いせいで無理なかみ合わせや嚥下を行い、それが負担となってさらに歯並びが悪化するという悪循環が引き起こされることもあります。
矯正と併せて、ほおづえや歯ぎしりなどの歯並びを悪化させる習慣も見直さなければなりません。
歯科衛生士はしっかりと患者さんの話を聞き取りながら、矯正の効果を高められるような指導もしていく必要があるのです。
患者さんと共に根気よく治療を続けていくものであるという意識が一般の歯科よりも強いため、それが歯並びの改善という形で結果として現れると、大きな喜びが感じられますね。
今、歯科矯正の注目度が上がってきています!
歯科矯正自体は以前から行われていましたが、アメリカなどに比べると日本ではあまり重要視はされていませんでした。
しかし近年では歯並びを整えることも、虫歯や歯周病の予防や治療と同じように重要だと考える人が増えてきています。
幼いうちに矯正を行うだけでなく、大人になってから歯並びを気にして矯正を始める人も少なくありません。
これまで軽視されてきた分、人々の矯正に対する意識が高まれば「今からでも矯正したい」と考える人もますます増えていくでしょう。
矯正歯科もそこで働く歯科衛生士も、今以上に必要とされるようになることは十分に考えられます。
認定資格の取得でスキルアップも目指せます!
歯科衛生士は口腔ケアに関する専門的な知識や技術を持つ国家資格ですが、矯正歯科には矯正歯科ならではのスキルも必要になります。
しかし「矯正歯科での経験不問」という矯正歯科の求人もありますので、歯科衛生士としての基礎を元に現場できちんと学んでいくことができれば問題はないでしょう。
そして矯正歯科での経験を積み専門性の高いスキルが身に付けば、認定資格を取得するという選択肢も出てきます。
認定資格とは矯正やホワイトニング、小児歯科など、専門性の高いスキルを持つ歯科衛生士が取得できるもので、認定歯科衛生士になれば転職などの際も有利になりますよ。
その前にまずは歯科衛生士の国家資格の取得ですが、国家試験を受けるには専門学校などの養成校での3年以上の学習が必要です。
養成校には専門学校や大学、短大などがありますが、多くの実習を経験し現場で即戦力になりたいという方には専門学校がおすすめです。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校は、経験豊富な講師による指導のもと、少人数制で最新の機器を使った実践的な実習を数多く行っています。
昼間部では介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療を学べる海外研修も取り入れていますし、夜間部も設けており働きながらでも歯科衛生士を目指せます。
オープンキャンパスでは実習や授業を実際に体験することができますので、ぜひ一度なにわ歯科衛生専門学校を訪れてみませんか?
きっと歯科衛生士の仕事の楽しさを味わうことができますよ。