歯科衛生士に求められる「手先の器用さ」と「コミュニケーション能力」
2022年03月11日
歯科衛生士は口腔ケアの専門家としての国家資格です。
歯科医師の診療をサポートしたり、虫歯予防のために専用の器具や薬品を使って処置を行ったり、歯の磨き方を指導したりしています。
歯科医療における専門的な知識や技術が必要であるのはもちろんですが、それに加えて「手先の器用さ」と「コミュニケーション能力」も求められます。
では手先不器用だったりコミュニケーションが苦手だったりすると、歯科衛生士には向かないのでしょうか?
手先が不器用でも訓練すれば大丈夫です
まず手先の器用・不器用に関してですが、元々器用であればそれに越したことはないものの、多少不器用であっても訓練すれば問題はありません。
歯科衛生士になるには国家試験を受けなければなりませんが、その前にまずは専門学校などの養成校での3年以上の学習が必要です。
養成校では精密な模型を使った実習だけでなく、学生同士で患者役と歯科衛生士役を交代しながらの実践的な実習も何度も繰り返し行い、歯科衛生士に必要な知識や技術を修得します。
この養成校での日々の実習に真面目に取り組んでいれば、歯科衛生士に必要な手先の器用さも鍛えられてゆくでしょう。
仮に「繊細な作業は本当にイライラする。絶対にやりたくない!」という方が歯科衛生士を目指すとなると、毎日の仕事はストレスでしかないかもしれません。
しかし「歯科衛生士になりたいけど、不器用な私には向いてないかも…」という程度であれば、訓練次第で問題なく処置できるようになります。
心配しなくても大丈夫ですよ。
コミュニケーション能力も意識すれば伸ばせます
次にコミュニケーション能力ですが、これも手先の器用さと同じで意識すれば伸ばせます。
例えばコミュニケーションとは積極的に話すことだと思っていませんか?
確かに自分が話すことが大事な場面もありますが、聞くこともコミュニケーションの一環です。
特に歯科衛生士は患者さんへの説明や指導だけでなく、患者さんの状態を確認したりするために患者さんの話を聞く場面も少なくありません。
患者さんの話に真摯に耳を傾け理解しようとする姿勢を見せられれば、それは十分コミュニケーションになっていますし、患者さんの信頼も得られるようになるでしょう。
3年間の学生生活を送る中で意識しながら他の学生や教員と関わっていけば、歯科衛生士になるのに問題のない程度のコミュニケーションはできるようになるはずです。
どちらも訓練や意識することで身についていきます!
歯科衛生士は手先が器用でコミュニケーション能力の高い方向きの仕事です。
しかし「手先が不器用ではダメ」「コミュニケーションが苦手ならやめるべき」というわけではありません。
手先の器用さは訓練次第で何とかなりますし、コミュニケーション能力も意識するだけで全く違ってきます。
歯科衛生士に興味のあるものの手先の不器用さが気になるという方や、コミュニケーションに不安があるという方は、まずは普段の生活の中で意識を変えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
上記の通り、歯科衛生士になるにはまずは養成校で3年以上学ばなければなりません。
近畿圏内で歯科衛生士の養成校をお探しでしたら、なにわ歯科衛生専門学校をぜひおすすめします。
本校では実習を重視しており、経験豊富な講師が少人数制で丁寧に指導を行うことで、確実に知識や技術を身に付けられるようになっています。
担任制を取り入れ個人面談も定期的に行っていますので、学習面をはじめ歯科衛生士を目指す中での不安や心配があればどんなことでも気軽に相談してください。
昼間部では介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療を体験できる海外研修も行っています。
働きながら学べる夜間部もあり、幅広い年代の学生が歯科衛生士を目指して頑張っています。
オープンキャンパスでは実際に歯科衛生士が処置の際に使うエアースケーラーを使った実習なども体験できますので、まずは一度参加してみてはいかがでしょうか?
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張りましょう。