介護職員初任者研修課程(旧ホームヘルパー2級相当)について
2022年08月05日なにわ歯科衛生専門学校は、歯科衛生士を目指す方のための学校です。
もちろん歯科衛生士の国家資格取得が目標になりますが、本校では併せて他の資格の取得も目指す「ダブルライセンス制度」を取り入れています。
このダブルライセンス制度で取得を目指す資格のひとつが「介護職員初任者研修」です。
介護職員初任者研修とは、一体どんな資格なのでしょうか。
介護職員初任者研修とはどんな資格!?
介護職員初任者研修は名前からも分かる通り、介護に関する資格です。
介護関連の資格は色々ありますが、その中でも最も基本的な資格と言っていいでしょう。
介護に携わる方がまず初めに取得する資格が介護職員初任者研修で、生活支援や身体介護といった介護のスキルを、講義と実技研修を通して修得します。
介護の仕事をするには必ずしも資格がなければならないというわけではありませんが、施設などによっては介護職員初任者研修の資格が必要となるケースもあります。
資格取得とホームヘルパー2級との違いについて
介護職員初任者研修は2013年度より始まった資格で、それまでの資格で言うと「ホームヘルパー2級」に相当するものです。
どちらも介護の基本となる資格ですが、取得に関して異なる部分もあります。
まずホームヘルパー2級の場合、資格取得のためには施設での実習が必要でした。
一方介護職員初任者研修は施設での実習は必要ないものの、研修終了後に筆記試験が行われます。
試験と言っても、それまでの研修をきちんと受けていれば決して難しい内容ではありませんので、身構える必要はありません。
資格の内容としては、介護職員初任者研修もホームヘルパー2級もほぼ同じものと言えます。
ホームヘルパー2級の資格を持っていれば改めて介護職員初任者研修の資格を取らなくとも問題はありませんが、資格としては別の資格です。
履歴書などにはそれぞれの資格名を記入しましょう。
介護職員初任者研修は130時間の研修を受け、試験に合格すれば誰でも取得できる資格です。
130時間のうち40.5時間は通信課程で学ぶことも可能なものの、残りはスクーリングが必須となっています。
なにわ歯科衛生専門学校の授業の一環として介護職員初任者研修の資格が取れれば、改めて他の学校に通う必要もなく、一石二鳥ですよね。
ダブルライセンスのメリット
とはいっても、歯科衛生士の資格と共に介護職員初任者研修の資格も取るメリットはあるのでしょうか。
歯科衛生士の多くは歯科医院で働いていますが、歯科医院には様々な患者さんがやってきます。
高齢の患者さんも少なくありません。
高齢の患者さんの中には通院が難しいという方も多く、訪問診療を行っている歯科医院もあります。
そんな時、介護の資格があれば役立ちますよね。
また高齢者向けの介護施設の中には、歯科衛生士が常駐する施設もあります。
歯科衛生士は施設の利用者さんたちの口腔ケアを担当するわけですが、その際は歯科衛生士としての知識や技術に加え、介護のスキルもあった方がより良いケアができるようになるでしょう。
介護職員初任者研修から実務者研修、介護福祉士と介護の資格におけるステップアップの道も増えますし、ダブルライセンスは歯科衛生士としての活躍の場を大きく広げてくれますよ。
今回ご紹介したのは介護職員初任者研修ですが、ダブルライセンス制度では「歯科医療事務・ガイドヘルパー講座」も選択できます。
歯科衛生士としてどのように活躍していきたいかを考え、自身に合った資格を選んでくださいね。
またダブルライセンス制度以外にも、なにわ歯科衛生専門学校には多くの魅力があります。
最新の機器を用いた実習は実践的なものですし、経験豊富な講師による少人数制の授業で確実に知識や技術が身に付きます。
歯科衛生士発祥の地とされるロサンゼルスでの研修では、最新の歯科医療を経験できます。
国家試験対策や就職サポートもきめ細かく行っていますのでご安心ください。
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