間食と虫歯について
2023年12月04日「間食と虫歯は大いに関係している」
多くの方がそうお思いでしょう!
確かに間食をするのとしないのとでは、間食をする方が歯には悪影響になります。
とはいえ「歯のために間食はしない」なんてことになると、楽しみがなくなってしまいますよね。
またお子様の場合、間食は栄養補給の意味合いも大きく、間食をやめてしまうと別の問題が出てきます。
歯のことを考えつつ間食もしたい!
そのためにはどうすれば良いのでしょうか?
間食するときのおやつの選び方と食べる回数について
虫歯の可能性を抑えつつ間食したいとなると、できるだけ砂糖は避けたいですね!
甘いものを食べたいというのであれば、キシリトールのような代用甘味料を使ったガムなどが良いでしょう♪
また食物繊維が豊富なものは唾液の分泌が増えやすいため、歯への悪影響が出にくくなります。
ただ「歯を最優先にしたおやつ選びではなく、もっと好きなものを食べたい!」という方も多いと思います。
その場合はだらだら食べ続けないようにしましょう☆
アメをなめ続けたりこまめに甘いジュースを口にしたりというようなことは虫歯のリスクを高めます。
間食の回数はなるべく減らし、間食後はできるだけ歯磨きをするようにしてください!
歯磨きが難しければしっかりうがいをするだけでも効果があります☆
どうして虫歯になるの?
そもそもなぜ間食で虫歯になると言われているのでしょうか?
食事をすると口内では脱灰が起こります。
脱灰とは食べ物の酸や細菌から発生した酸が口内を酸性にして歯の成分を溶かし穴をあける現象です。
ただし脱灰によって歯の成分が溶けても、唾液によって口内が中性に戻ることで再石灰化し、歯にあいた穴は修復されます。
食事をして脱灰が起こり再石灰化され、また食事をして脱灰が起こり再石灰化されというサイクルがあるわけですが、食べている時間が長かったり常に食べ物を口にしていたりすると、十分な再石灰化が行われないまま次の脱灰が起こることになります。
これが虫歯に繋がるのです。
口腔環境を保つと虫歯になりにくい!
間食の内容や回数もそうですが、虫歯を予防するには口腔環境の維持が重要になってきます!
例えば唾液は口内を酸性から中性に戻してくれることに加え、口内の洗浄効果もありますので、しっかり噛んで唾液の分泌を促すことが虫歯予防に繋がります。
歯磨きで汚れを落とすことも大事ですね☆
その際フッ素入りの歯磨き剤を使えば、虫歯予防効果が高まります。
少し気を付けるようにするだけでも、虫歯のリスクを減らすことができるのです。
ただ問題がなくとも定期的に歯科医院へ行くようにはしたいところですね。
日常的なセルフケアを念入りに行っていても、歯垢や歯石を完璧に取り除くのは難しいため、歯科衛生士に専用の器具を使ってクリーニングしてもらう必要があります。
もし虫歯や歯周病になってしまった場合でも、定期検診を受けていれば早期発見・早期治療が可能になります。
きちんとケアしていれば、間食も楽しみながら虫歯のリスクも減らせるのです♪
そんな虫歯予防で欠かせない存在であるのが歯科衛生士です☆
歯科医師の診療のサポートや歯垢や歯石の除去、虫歯予防処置などを担当する歯科衛生士は国家資格であり、国の定める養成校での3年以上の学習が義務付けられています。
大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を通して現場で即戦力になれるスキルを身に付けます!
国家試験合格に向けて模擬試験などの対策に力を入れているのはもちろん、資格取得後の就職に関しても学生一人一人の希望や個性を踏まえながらきめ細かなサポートを行っています☆
昼間部では海外研修やダブルライセンス制度で歯科衛生士としての可能性も広がりますし、働きながら歯科衛生士が目指せる夜間部も設けています。
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