虫歯予防に効果あり!?「イエテボリ法」って何?
2024年01月15日皆様は「イエテボリ法」をご存知でしょうか。
どんなものなのか、何に関連するのか、全く想像がつかないという方も多いと思います。
実はイエテボリ法とは、スウェーデンで生まれた歯の磨き方のことです。
今回はイエテボリ法について、詳しくご紹介しましょう♪
イエテボリ法の歯磨きポイント
単に歯の磨き方としてはそれほど難しいものではないイエテボリ法ですが、大事なポイントはフッ素入りの歯磨き粉を使うことですね。
フッ素には虫歯予防効果があります。
そのフッ素をまず歯全体に行き渡らせてから磨き、さらに少ない水でうがいをすることで口内にフッ素を残りやすくしているのです!
日中では2時間飲食を控えるのが難しい場合もあるかもしれませんが、夜寝る前にイエテボリ法で歯を磨くようにすれば、高い虫歯予防効果が得られるでしょう。
イエテボリ法とは?
イエテボリ法はスウェーデンのイエテボリ大学で考案されました。
スウェーデンは国家として予防歯科に力を入れており、そのため虫歯や歯周病に悩む人は少なく、高齢になって歯を失う可能性も低くなっています。
そんな予防歯科の先進国で生まれたイエテボリ法は、虫歯予防効果が高い歯の磨き方であると言われています。
具体的にどのような磨き方なのかというと、まずフッ素入りの歯磨き粉を歯ブラシにつけます。
量は2cmほどが目安ですが、3~5歳であれば5mm、6~14歳なら1cm程度で十分です。
そしていきなり磨き始めるのではなく、先に歯全体に歯磨き粉を広げてください。
全体に歯磨き粉を広げたら、歯に歯ブラシを45度の角度で当てながら細かく動かして磨いていきます。
時間は2分ほどで構いません。
磨き終わったら口の中の歯磨き粉はそのまま、ペットボトルのキャップ1杯程度の少量の水を口に含み、30秒ほどうがいをします。
しっかりうがいをしてから吐き出したら歯磨きは終了ですが、直後の飲食は禁物で、少なくとも2時間は飲食を避けるようにしましょう。
定期的な歯科医院でのオーラルケアも必要です!!
今回ご紹介したイエテボリ法は虫歯予防効果の高い歯の磨き方ではありますが、これだけで完全に虫歯を予防できると安心するのは残念ながらおすすめできません。
しっかり入念に歯磨きをしているつもりでもやはりセルフケアだけでは限界があり、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が残ってしまうのです。
定期的に歯科医院へ行き、検診やプロによるオーラルケアを受けるようにしたいですね。
歯科医院では歯科衛生士が専用の器具を使って歯垢や歯石を取り除き、フッ素剤を塗布して虫歯予防処置を行います。
もし虫歯や歯周病になったとしても、定期的に歯科医師の検診を受けていれば早期発見・早期治療が可能です。
自分に合ったセルフケアの方法など、気になることがあれば歯科衛生士に相談してアドバイスをもらいましょう。
健康な歯を持ち続けるためには、日常的なセルフケアと定期的なプロによるケアの両方が欠かせないのです。
歯科医院で虫歯予防処置や歯科保健指導を行っている歯科衛生士は、口腔ケアの専門家という位置付けの国家資格です。
歯科衛生士になるには国の指定する養成校で3年以上学び、卒業後に国家試験に合格する必要があります。
大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、最新の機器を使った実践的な実習を積み重ねることで、現場で即戦力になれる歯科衛生士を目指せます。
介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療に触れられる海外研修も取り入れており、歯科衛生士としての活躍の場も広がります。
国家試験対策に力を入れているのはもちろん、資格取得後の就職に関してもきめ細かなサポートを行っています。
夜間部も設けていますので、働きながらでも歯科衛生士を目指して学べますよ。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあり、アクセスも抜群です。
オープンキャンパスでは授業や実習を体験できますので、まずは一度本校にお越しになってみてはいかがでしょうか。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張りましょう!