国家資格である歯科衛生士ですが、「歯科医院以外では働けない」「歯科衛生士は若い人しかいない」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに歯科衛生士の資格を活かして働く場合の第一候補になるのは歯科医院ですし、若い歯科衛生士が多い印象もあるかもしれません。
しかし実は歯科衛生士の活躍の場は歯科医院以外にもたくさんありますし、長く働き続けている歯科衛生士も多いのです。
今回は様々なところで活躍する歯科衛生士を見ていきましょう。

年齢を重ねても働きやすい！

歯科衛生士になるにはまず専門学校や大学などの歯科衛生士の養成校で3年以上学び、卒業後に国家試験を受けて合格する必要があります。
資格取得後は大半の歯科衛生士が歯科医院に就職しますが、結婚や出産を機に退職する歯科衛生士もいますので、これが「歯科衛生士＝若い」というイメージに繋がっているのかもしれませんね。
とはいえ歯科衛生士の国家資格は一度取得すれば生涯有効ですので、育児が一段落したタイミングで復帰する歯科衛生士も少なくありません。
歯科医院は全国各地に数多くあり、その全てが歯科衛生士を必要としていることから常に豊富な求人がありますし、医療系の資格ということもあって年齢よりも経験が重視されることも多いのです。
復職者向けのセミナーなども開催されていますし、まずは短時間勤務のパートとして復帰するなど柔軟に働けるというのも歯科衛生士の魅力と言えます。
定年はあるものの、定年以降も歯科医療の現場で働き続ける歯科衛生士もいますし、活躍の場を移して歯科衛生士のスキルを活かした働き方をするケースも見られます。

歯科医院以外にもある活躍の場

では歯科医院以外で歯科衛生士が活躍できる場とはどこなのかというと、まずは歯科や口腔外科のある総合病院や大学病院ですね。
他の科の医師や看護師などと協力して診療や手術を行ったり、入院患者さんの口腔ケアを担当しています。
また保健所で口腔ケアに関する啓発セミナーなどを行う歯科衛生士もいます。
近年では介護施設で働く歯科衛生士も増えており、こちらでは利用者の方の口腔ケアやリハビリを行っています。
他には歯科医療機器や口腔ケア用品を取り扱うメーカーでも、歯科衛生士のスキルを活かして働くことができます。
さらに歯科衛生士に養成機関で人材育成に携わるという選択肢もありますね。
歯科衛生士には歯科医院以外にも活躍の場がたくさんあるのです。

今後もますます需要がアップ

歯科医療は日々進歩しており、この先さらに高度な診療が行われるようになれば歯科衛生士の力も今以上に必要になるでしょう。
また先程お話しした通り、介護分野でも歯科衛生士の力が求められていますし、ホワイトニングなど美容をメインにした歯科医療の需要も増えています。
今現在でも歯科衛生士は人手不足とされています。
それに加え今後もより一層の需要が見込まれるとなれば、歯科衛生士の資格を取得することで就職には一生困らなくなると言っても過言ではないかもしれませんね♪

大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校では、歯科衛生士としての基礎を確実に身に付けるだけでなく、現場で即戦力として活躍できるスキルの習得も目指しています。
経験豊富な講師の丁寧な指導のもとで最新の機器を使った実践的な実習を日々積み重ね、さらに歯科医院や総合病院などでも多くの臨床実習を経験します。
模擬試験などの国家試験対策も万全ですし、資格取得後の就職に関しても手厚いサポートを行っています。
ダブルライセンス制度や海外研修を通して歯科衛生士としての視野も広がりますし、夜間部なら働きながらでも歯科衛生士の資格取得の夢を実現できるでしょう。
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