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11月8日は「いい歯の日 」



11月8日は「いい歯の日」です。
1993年(平成5年)に日本歯科医師会によって定められた「いい歯の日」には、毎年様々な啓発活動が行われます。
歯や口内の健康は心身の健康にも繋がりますし、今回の「いい歯の日」を機に、皆様も改めて歯について考えてみてはいかがでしょうか。



「8020(ハチマルニイマル)運動」を知っていますか

歯に関する啓発活動でよく知られているのが「8020(ハチマルニイマル)運動」です。
8020運動は1989年(平成元年)に、日本歯科医師会が当時の厚生省と共に推進を始めた運動で、どこかで耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
人間はまず20本の乳歯が生えます。
3歳ごろまでに生え揃った乳歯は6歳ごろから永久歯に生え変わり始め、全てが永久歯に生え変わる頃にはその数は28~32本となります。
本数にばらつきがあるのは親知らずがあるためで、4本の親知らずが全て生えていれば全部で32本、親知らずが生えていなかったり抜いた場合は28本となります。
30本前後ある永久歯ですが、そのうちの20本以上を80歳になっても維持できるようにしようというのが8020運動です。
20本を目標にしているのは、親知らずを除く28本のうち20本が残っていれば問題なく食事ができることから設定されました。
年齢を重ねてもしっかり噛んで食事を楽しめことができれば、生活がより充実したものになるでしょう。



歯の健康と健康寿命の関係

ニュースなどでもよく話題になる平均寿命ですが、これは0歳の人の平均余命を指します。
そして平均寿命とは別に、最近では健康寿命も注目を集めています。
健康寿命とは心身ともに健康で自立した生活ができる期間のことで、例えば2019年の日本の場合、男性が72.68年、女性が75.38年でした。
同年の平均寿命が男性81.41年、女性が87.45年でしたので、男性で8.73年、女性で12.06年の開きがあります。
これはつまり「健康問題などで生活に制限がある状態で8~12年生きる可能性がある」ということです。
本人も辛いでしょうし、医療や介護に関する懸念もでてきます。
ここで大事になってくるのがなるべく健康寿命を延ばすことですが、健康寿命に大きく貢献してくれるのが歯です。
先ほどもお話ししましたが、80歳で20本の歯が残っていれば一般的な食事が可能です。
食事を楽しめるのはもちろん、栄養も問題なく摂取できますし、噛んでしっかり唾液を出すことで感染症なども予防できます。
また咀嚼で脳に刺激を与えることは認知症予防効果があるといわれています。
健康な歯は、健康寿命の伸ばすのに欠かせないものなのです。



年齢を重ねても自分の歯を保つためには?

ではできるだけ多くの歯を残して健康寿命を延ばすには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
まず大事なのはセルフケアですね。
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って十分にケアしましょう。
食事は柔らかいものばかりでなく、歯ごたえのあるものも意識して摂取するようにしたいですね。
定期的に歯科検診を受けることもおすすめします。
検診を受けていれば、虫歯や歯周病などの早期発見にも繋がります。
併せて虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を専用の器具で除去、虫歯予防効果のある薬剤を塗布といった処置を歯科衛生士から受けることで予防効果が高まります。
歯科衛生士からは、歯の磨き方や自身に合ったケア用品などをアドバイスしてもらうこともできますよ。
「そういえばずっと歯科検診受けてないな」という方は、ぜひ今から予約しましょう!

歯科衛生士は口腔ケアの専門家である国家資格で、主に歯科医院で働いています。
先ほどご紹介した虫歯予防処置などに加え、歯科医師の診療をサポートするのも歯科衛生士の仕事です。
歯科衛生士の国家試験を受けるには専門学校などの養成校で3年以上学び卒業することが義務付けられています。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も、歯科衛生士の養成校の一つです。
最新の機器を使った実践的な実習を何度も繰り返し経験することで現場で即戦力として活躍できる力が身に付きますし、国家試験対策や就職サポートも万全です。
昼間部ではダブルライセンス制度や海外研修を取り入れており、歯科衛生士としての活躍の場が広がります。
夜間部も設けており、仕事と資格取得の両立も可能です。
定期的に開催しているオープンキャンパスではエアースケーラーを使ったスケーリングなども体験できますので、ぜひお気軽にご参加ください。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校をおすすめします。

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