歯科衛生士になるために心がけておきたい事
2023年03月13日
歯科衛生士は口腔ケアの専門家としての国家資格です。
とは言っても、歯科衛生士としての能力は口腔ケアに関する知識や技術の高さだけで測れるものではありません。
例えば歯科衛生士は患者さんと直接やりとりをすることが多く、また歯科医師や他の歯科衛生士と協力して診療を行う場面も多々あります。
歯科衛生士としての業務を円滑に進めるためには、知識や技術に加えてコミュニケーション能力なども必要になってくるのです。
歯科衛生士になるためには、口腔ケアにおける高度な知識や技術を身に付けることももちろん大事ですが、他にどんなことを心がけておけばよいのでしょうか。
歯科衛生士になりたいって気持ちが大切
歯科衛生士を目指すうえでまず大切なのは「歯科衛生士になりたい」という気持ちです。
歯科衛生士として働くには口腔ケアに関する知識や技術は欠かせません。
しかし歯科衛生士になるには、国家試験の前にまず専門学校などの養成校で3年以上学ぶことが義務付けられています。
この最短3年間でしっかりと学習に取り組めば、歯科衛生士に必要な知識や技術は身に付きます。
養成校で真摯に学習に取り組むには、やはり「歯科衛生士になりたい」という気持ちがなくてはならないでしょう。
歯科衛生士になりたいという気持ちが薄ければ学習に対する意欲も保ちづらく、どこかでつまずいた時に「もういいや」と諦めてしまう可能性も高くなります。
歯科衛生士を目指す第一歩として「歯科衛生士になりたい」という気持ちがあるかどうかは、思っている以上に大切なことなのです。
歯科衛生士学生の実習は3種類
歯科衛生士は養成校で様々なことを学びますが、実習は3種類に分けられます。
「基礎実習」と「臨地実習」、そして「臨床実習」ですね。
基礎実習は主に校内で行う実習のことで、歯垢や歯石の取り除き方、薬剤の塗布の方法、正しい歯の磨き方など、歯科衛生士に必要とされる基礎を修得すべく行われます。
臨地実習は幼稚園や小学校、保健所、福祉施設などで行われる実習です。
歯科保健指導として歯の磨き方などを指導する形の実習となるでしょう。
臨床実習は歯科医院など実際の歯科医療の現場での実習です。
歯科医師や歯科衛生士の指導を受けながら実際に患者さんに処置を行います。
基礎実習で学んだことをきちんと発揮できるようにするための実習が臨床実習と言えるでしょう。
常に学びの姿勢を心がけましょう!
実習で大事なのは常に学びの姿勢を心がけることです。
分からないことを分からないままにするのではなく、積極的に質問し解決するようにしましょう。
特に実際の歯科医療の現場で行われる臨床実習では、基礎実習では考えられなかったハプニングが起こることも珍しくありません。
そこで疑問に思ったこと・分からなかったことがあれば、歯科医師や先輩の歯科衛生士に色々質問して今後に活かせるようにしましょう。
また改善すべき点などをきちんと指摘してもらうことも大事です。
「ここが良くない」と言われた時にはどうすれば改善できるのかを考え、それを実践していきたいですね。
もちろん自分自身でもその日の反省点などを振り返りたいものです。
実習では数多くの気付きが得られるはずですから、それを上手く消化し、今後につなげていきましょう。
この学びの姿勢は実習中だけでなく、実際に歯科衛生士として歯科医療の現場で働くようになってからの心がけとしても大事にしたいものですね。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も、歯科衛生士の養成校の一つです。
学生同士がペアになり歯科衛生士役と患者役を交代しながら、実際の歯科医療の現場で使われているものと同じ最新の機器を使った実践的な実習を行うなど、現場で即戦力となれる力を身に付けることを目指します。
模擬試験など国家試験合格に向けて様々な対策も行っていますし、資格取得後の就職に関しても手厚いサポートがありますのでご安心ください。
昼間部では海外研修やダブルライセンス制度を通し、歯科衛生士としての活躍の場も広がります。
夜間部も設けていますので、仕事と学業の両立も可能です。
定期的にオープンキャンパスも開催していますので、まずは一度本校にお越しになってみてはいかがでしょうか。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校をぜひおすすめします。