人の役に立てる歯科衛生士のやりがい
2023年04月03日
やりがいだけで仕事をするというのは大変ですが、やりがいのない仕事をするというのも決して楽ではありませんよね。
お給料などももちろん大事ですが、仕事をするならやりがいのある仕事がしたいと考える方もきっと少なくないでしょう。
では国家資格の一つである「歯科衛生士」の場合、どんなやりがいがあるのでしょうか。
歯科衛生士の三大業務について
歯科衛生士のやりがいを知るには、まず歯科衛生士の仕事について知るところから始めましょう。
歯科衛生士は口腔ケアの専門家として「歯科予防処置」「歯科保健指導」「歯科診療補助」の三大業務を任されている国家資格です。
まず歯科予防処置ですが、これは虫歯や歯周病を予防するための様々な処置を行うものですね。
具体的には虫歯の原因となる歯垢や歯石を専用の器具を使って除去する、虫歯予防効果のあるフッ化物を歯に塗布するなどといった処置を行っています。
次に歯科保健指導は、それぞれの患者さんに合わせて歯や口の健康のためのケアの方法を指導するものです。
歯の磨き方や食事の摂り方を個別に指導するだけでなく、例えば幼稚園や小学校などを訪れて口腔ケアがいかに重要であるかを子どもたちに分かりやすく伝えることもあります。
噛んだり飲み込んだりする力が衰えた高齢者に対し、機能改善のためのトレーニングを考案・指導するのも歯科保健指導の一環です。
そして歯科診療補助は歯科医師の診療をサポートするもので、患者さんの話を聞き状況を歯科医師に伝えたり、診療がスムーズに進むよう器具を準備するなどしています。
歯科医師の指示のもと、歯科衛生士が治療を行うこともあります。
働くには「やりがい」は重要!
世の中には「仕事は単にお金を得るための手段であってお金が貰えればそれで問題はなく、やりがいは必要ない」という考えの方ももちろんいるでしょう。
業務をきちんと行うのであれば、歯科衛生士の仕事も単に「お金を得るための手段」と割り切り、淡々と作業するというのも悪いことではありません。
しかしやりがいが感じられなければ、まさに「やりがいがない」と仕事への意力を失ってしまう方も多いと思います。
やりがいがあることで前向きに仕事に取り組めるようになりますし、向上心も生まれます。
やりがいがなくて困ることはあっても、やりがいがあって困ることはないのではないでしょうか。
「やりがい」ってどんな時に感じる!?
では歯科衛生士はどんな時にやりがいを感じるのでしょうか。
例えば歯垢や歯石を除去すると、患者さんの歯は綺麗になります。
「自身の処置で綺麗になった」という達成感が得られますし、患者さんからも感謝されることがやりがいに繋がります。
また適切な歯科医療をスムーズに行うためには、歯科医師や歯科衛生士などが協力しなければなりません。
場合によっては難易度の高い治療を行うこともあるでしょう。
そうしたチーム医療に欠かせない存在として力を発揮することも、歯科衛生士のやりがいと言えるでしょうね。
専門的なスキルを活かし周囲と協力しながら患者さんの健康に貢献する。
その流れの中で歯科衛生士にとって多くのやりがいが生まれるのです。
多くのやりがいのある歯科衛生士ですが、国家資格であるため国家試験に合格することはもちろん、養成校での3年以上の学習も義務付けられています。
養成校には専門学校や大学、短大などがあり、なにわ歯科衛生専門学校もその一つです。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にある本校では、経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、実践的な実習を数多く経験できます。
学生同士ペアになって歯科衛生士役と患者役を交代しながらの実習、また歯科医院など実際の歯科医療の現場での臨床実習などを通し、現場で即戦力となれる力が身に付きます。
模擬試験などの国家試験対策も万全ですし、就職サポートにも力を入れています。
昼間部では海外研修やダブルライセンス制度を取り入れていますし、夜間部なら働きながらでも歯科衛生士を目指せます。
定期的に開催しているオープンキャンパスでは実習や授業の体験もできますよ。
なにわ歯科衛生専門学校で学んで、歯科衛生士として活躍してみませんか?