お口の健康を守るプロになろう【歯科衛生士の三大業務】
2017年11月27日お口を健康に保つためには、歯磨きなどの日常的なセルフケアも重要ですが、プロによるケアを受ける事もとても重要です
口の中をケアできるプロというと、まず歯科医師を思い浮かべるかもしれませんが、歯科衛生士も忘れてはなりません
歯科衛生士は「口腔ケアのプロ」と言われており、人々のお口の健康を守るには欠かせない存在です
では口腔ケアのプロである歯科衛生士は、一体どんな仕事をしているのでしょうか
歯科衛生士は三大業務として「歯科診療補助」「歯科保健指導」「歯科予防処置」を行っています
まず「歯科診療補助」ですが、これは歯科医師が診療を行う際のサポートです
器具を準備して手渡すといった事から、患者さんの口内の唾液や水を吸い取るバキュームの操作などの他、歯科医師の指示の下で治療を行う事もあります
歯科医師がスムーズに診療を行うためにも、患者さんに負担をかけないためにも、重要な業務です
次に「歯科保健指導」では歯磨きや食事の仕方などについて、お口を健康に保つための様々な指導を患者さんに対して行います
日々のセルフケアで口内を健康に保つためにはもちろんですが、例えば高齢の患者さんであれば身体能力の低下から誤嚥が起こる危険性が高くなりますので、それを防ぐために嚥下指導を行うなど、全身の健康を守るためにも重要な業務と言えます
そして「歯科予防処置」では、専門の器具を使って歯垢や歯石を除去したり、薬物を塗布したりしています
歯垢や歯石をそのままにしておくと虫歯や歯周病の原因になりますが、歯磨きなどのセルフケアだけで完全に除去するのは簡単ではありません
そのため歯科衛生士が定期的に除去したり、虫歯を予防するための薬物を塗ったりする事で、お口の健康をより高いレベルで守るわけですね
歯科衛生士はこれらの三大業務を行う事で、多くの人々お口の健康を守っているのです
口腔ケアのプロには当然専門的な知識や技術が必要です
なにわ歯科衛生専門学校は歯科衛生士を目指す方のための学校で、実践的な実習を豊富に取り入れたカリキュラムを用意しています
もちろん国家試験対策も万全ですし、幅広い働き方が出来るよう、ダブルライセンス制度や海外研修も取り入れています
オープンキャンパスでは体験実習や模擬授業も行っていますので、口腔ケアのプロの業務をぜひ体験してみてください