就職難の時代でも【歯科衛生士】の求人数が多い理由
2022年02月07日
「働きたいのに希望の求人がなく働けない」職種によってはそんな悩みも珍しくはないと思います。
しかし歯科衛生士に関しては常に多くの求人があると言われています。
就職難の時代であるにも関わらず、どうして歯科衛生士には多くの求人があるのでしょうか。
特殊なスキルを必要とする医療系の国家資格であるということも求人数にはもちろん関係していますが、実はそれ以外にも様々な理由があるのです。
歯科衛生士は人手不足!?
まず「求人が多い」ということは「人手不足の状態である」ということですよね。
これは歯科衛生士の仕事内容と大きく関係しています。
歯科衛生士の仕事は専用の器具や薬品を使った虫歯予防処置、それぞれの患者さんに合わせた歯の磨き方などの指導、そして歯科医師の診療のサポートです。
歯科衛生士が器具を準備したり、患者さんの状態をあらかじめ確認するなどして、歯科医師がスムーズに診療を進められるようにしているのです。
歯科衛生士がいなくても歯科医師だけで診療を行うことは可能ではあるものの、歯科医師に大きな負担がかかってしまいます。
歯科医師の負担を減らしつつスムーズに適切な診療を行うためにも、歯科医院には歯科衛生士の存在が欠かせませんが、日本全国にある歯科医院はコンビニエンスストアよりも多いと言われています。
歯科衛生士は国家資格を必要とする仕事ですので、これだけ多くの歯科医院すべてで歯科衛生士が必要になれば、人手不足になってしまうのも不思議ではないでしょう。
どうして求人数が多いの?
ただ歯科衛生士の国家試験の合格率は毎年90%を超えています。
歯科衛生士の資格を持つ人が少なすぎるということはないでしょうから、いくら歯科医院の数が多いと言っても、そこまで求人数が多くなるわけはないのでは?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし歯科衛生士は圧倒的に女性の多い仕事です。
結婚や出産を機に退職する歯科衛生士も少なくありませんので、資格を持っていても歯科衛生士として仕事に就いていないという人も多く、これが求人数の多さに関係していると言えます。
また歯科医療が進歩するにつれ、これまで以上に専門的で高度な診療が行われるようになります。
それに伴い歯科衛生士の業務も増えていけば、より多くの歯科衛生士が必要になります。
さらに介護分野では高齢者に向けた口腔ケアが重要視されていますし、ホワイトニングなどの美容を目的とした審美歯科医療の需要も高まっています。
幅広い分野で歯科衛生士のスキルが求められるようになっており、これも求人数の多さに繋がっているのです。
多くの求人から自分に合った就職先を見つけましょう!
歯科衛生士の大半が歯科医院で働いていますが、歯科医院にも様々なものがあります。
また歯科医院以外にも、歯科衛生士の就職先には総合病院や介護施設、保健所、歯科医療機器メーカーなどの選択肢があります。
口腔ケアの専門家としてどんな形で歯科医療に携わりたいかをしっかり考え、多くの求人の中から自分に合った就職先を見つけたいですね。
歯科衛生士になるには国家試験を受ける前に専門学校などの養成校で3年以上学ばなければなりませんが、近畿圏内で養成校をお探しならなにわ歯科衛生専門学校をおすすめします。
経験豊富な講師の指導のもとで行われる授業は少人数制で分かりやすく、また最新の機器を使った実践的な実習を積み重ねることで即戦力となれる力も身に付きます。
昼間部ではダブルライセンス制度で介護や歯科医療事務の資格取得も目指せますし、最新の歯科医療を経験すべく海外研修も行います。
夜間部も設けており、仕事をしながら歯科衛生士を目指すことも可能ですよ。
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