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災害支援でも活躍!歯科衛生士

2022年04月25日

災害が起きた際の被災地支援で求められる仕事というと、まず思い浮かぶのは自衛隊でしょう。

また医師や看護師といった医療の仕事もそうですね。

そして同じく医療系の仕事である歯科衛生士も、被災地で必要とされています。

具体的に歯科衛生士はどのような災害支援を行っているのでしょうか。

 

災害時における活動内容について

例えば災害によって怪我をした人を治療するというような活動は、歯科衛生士に関してはほぼありません。

被災地では口腔衛生にまで気をつかう余裕がなかったり、口腔ケア用品がなくケアしたくてもできないという状況がほとんどです。

義歯のメンテナンスなどもおろそかになりがちです。

ケアをしない・できないままでは口内環境は当然悪くなりますし、虫歯や歯周病になりやすくなるのはもちろん、感染症や誤嚥性肺炎などの危険性も高まります。

そのため歯科衛生士は歯科医師と協力して歯科診療を行う必要があるのです。

不足しているケア用品を送ってもらえるよう手配したり、水や物資が少ない中でも行える効果的な口腔ケアの方法を指導するのも大事ですね。

少ない水で歯磨きする方法や、歯ブラシの代わりにガーゼを使ったケアの方法、嚥下機能を維持するための体操や唾液を出やすくするマッサージなど、歯科衛生士は口腔ケアの専門家としての知識を使って災害支援を行います。

避難所を巡回するなどひとりで活動する場合もありますが、歯科医師や他の歯科衛生士と複数名のチームでの活動が基本となるでしょう。

 

支援時に必要な物品について

支援の際に必要となる物品としては、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルブラシといった、普段から使用している口腔ケア用品がまず挙げられます。

歯ブラシは大人用だけでなく子供用や介護用なども必要です。

うがいで使う紙コップや、うがいをした後の水を吐き出すバケツなども必要になるでしょう。

また歯ブラシ代わりに使える滅菌ガーゼ、液体歯磨きや洗口剤、キシリトール入りのシュガーレスガムなどもあると役立ちます。

診療や口腔ケア指導の際にはマスクやエプロン、消毒薬も必要になります。

必要となる物品は被災地に赴く際に持ち込むことに加え、必要になれば迅速に手配できるような体制もあらかじめ整えておきたいですね。

 

災害支援に参加したいときはどうしたらいいの?

いざ災害が起こり歯科衛生士として支援に参加したいと思った場合、どうすればいいのかというと、まずは自身が所属する歯科衛生士会に問い合わせるのが一番です。

次に歯科医師会や都道府県、市町村に問い合わせるという方法もあります。

災害支援に向けた人材登録も普段から行われていますので、関心があれば登録しておくとスムーズに支援に参加できるようになるでしょう。

また実際に現地に行って活動するのは難しい場合でも、現地から要望を受けて支援物資を送るなどの形で参加することは可能です。

それぞれができる形で支援できれば良いですね。

 

災害支援にも役立つ国家資格である歯科衛生士ですが、国家試験を受ける前にまずは専門学校などの養成校での3年以上の学習が必要です。

JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も、歯科衛生士の養成校のひとつです。

経験豊富な講師の指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を何度も繰り返し行うことで、現場で即戦力となれる知識や技術が身に付きます。

介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最先端の歯科医療を体験できる海外研修を通し、歯科衛生士としての活躍の幅も広がります。

国家試験対策や就職サポートも万全です。

働きながら学べる夜間部もありますよ。

実習や授業を体験できるオープンキャンパスも定期的に開催していますし、個別見学も可能です。

歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張りましょう。

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