歯の定期検診を受けましょう
2023年05月24日
皆さんは歯科医院へ行くのはどんな時でしょうか。
定期的に通って検診を受けているという方もいれば、歯が痛くなるなど何かあった時だけ行くという方もいらっしゃるでしょう。
定期的に歯科医院に行き検診を受けるのが理想ではありますが、実際に定期検診を受けていても「大して役立っていない」などと思われることもあるかもしれません。
しかし歯の定期検診は思っている以上に重要なものですので、ぜひ積極的に受けていただきたいですね。
検診と健診の違い
同じ「けんしん」でも、漢字で書くと「検診」と「健診」がありますが、何が違うのかご存知でしょうか。
簡単に言えば検診は「病気を見つけるための検査」であるのに対し、健診は「健康状態を調べるための診断」という違いがあります。
検診は例えばがん検診などのように特定の病気を早期発見し、治療に繋げるために行われます。
企業や学校などで行われることの多い健診は病気の予防のために健康状態を確認する意味合いのものですが、病気の早期発見に繋がることももちろんあります。
検診と健診の違いは歯科の場合も同様で、歯科医院では虫歯や歯周病を早期発見するための検診が行われており、企業や学校では歯の健康状態を調べる健診が行われています。
定期検診、どれくらいの頻度で通うのがいい?
定期的に歯科医院を訪れて検診を受けるのがいいと言っても、具体的にどれくらいの頻度で通えばいいのか悩みますよね。
可能であれば、3か月に1度くらいは検診に行きたいものですが、難しい場合は6か月に1度でも構いません。
歯科医院での定期検診は虫歯や歯周病を見つけるためのものであり、進行の早い虫歯や歯周病を早期発見・早期治療しようと思うと、3~6か月に1度の検診が必要になるのです。
とはいえ口内環境は一人一人異なりますので、特に「虫歯になりやすい」などの指摘を受けた経験のある方はできれば2~3か月に1度の検診を心掛けたいですね。
定期検診を受けるメリット
定期検診が大事であると分かってはいても、診察が毎回「問題ありません」で終わると「本当に検診は必要なのか」という気持ちにもなるでしょう。
確かに大した問題もないのに検診に通うのは時間の無駄にも思えますが、例えば歯が痛くなってから歯科医院へ行って治療をするとなると、何度も通院しなくてはならなくなります。
治療にかかる時間が長くなるだけでなく治療費も高くなりますし、痛みなどの精神的な負担も大きくなるでしょう。
無駄のように思える定期検診も、トータルで見ればお得なのです。
虫歯や歯周病だけでなく、口腔がんなどが定期検診によって見つかることもあります。
また矯正治療をされた方の場合ですとせっかく矯正した歯が元に戻ったりズレたりしないかといった心配がありますが、定期検診を受けていればズレなどが起こりそうになっていても早いうちに対処できます。
口内の健康は全身の健康にも繋がりますし、歯科医院で定期検診を受けることは健やかな生活の実現に欠かせないといっても過言ではないのです。
歯科医院での定期検診の際に歯垢や歯石の除去、フッ化物の塗布なども併せて行っているという方もいらっしゃるでしょう。
こうした虫歯予防処置は歯科衛生士の仕事です。
他に歯科保健指導や歯科診療補助も行う歯科衛生士は国家資格とされており、歯科衛生士になるためには専門学校などの養成校で3年以上学んでから国家試験に臨むことになります。
歯科衛生士の養成校の一つであるなにわ歯科衛生専門学校では、最新の機器を使った実践的な実習に多くの時間を割くなど、充実したカリキュラムを用意しています。
昼間部では介護などの資格取得も目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療に触れられる海外研修も取り入れています。
国家試験対策はもちろん、資格取得後の就職に関してもきめ細かいサポートを行っていますのでご安心ください。
夜間部も設けており、仕事を続けながら歯科衛生士を目指して学ぶことも可能です。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあり、大阪府内だけでなく周辺地域からでも無理なく通うことができますよ。
授業や実習を体験できるオープンキャンパスも定期的に開催していますので、まずは一度本校にお越しになってみてはいかがでしょうか。
皆様と会えるのを楽しみにしています。