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訪問歯科衛生士の仕事内容は?

2023年09月06日

 

歯科衛生士というと、歯科医院で歯科医師の診療をサポートしている姿を思い浮かべる方が多いでしょう!

実際歯科衛生士の大半が歯科医院で働いています♪

しかし歯科医院の中にも例えば小児歯科や矯正歯科などもありますし、訪問診療を行っている歯科医院もあるなど、働く医院によって仕事内容には多少の違いが見られます。

そこで今回は訪問診療を行う歯科衛生士について、詳しくご紹介しましょう☆

 

訪問診療とは?

歯科診療を受ける場合、患者さん自身が歯科医院へ行きそこで診療を受けるのが一般的です。

しかし介護を必要とする高齢の方などは、そう簡単に通院もできませんよね!

そこでそのような通院が難しい患者さんのもとへ歯科医師や歯科衛生士が赴き、診療を行っているのです。

訪問診療では患者さんのご自宅の他、介護施設や入院している病院などに行くこともあります。

訪問診療は保険適用ですが、訪問先は歯科医院のある場所から半径16km圏内と決まっています。

訪問診療でも通常の診療と同じように「歯が痛い」「入れ歯に違和感がある」などといった歯や口内のトラブルに対応しますし、定期検診やそれぞれの患者さんに合わせた口腔ケアに関するアアドバイスなども行います☆

 

訪問診療の歯科衛生士の役割

では訪問診療において歯科衛生士はどのような役割を担っているのでしょうか?

歯科衛生士は「歯科診療補助」「歯科予防処置」「歯科保健指導」の3つの業務を行っていますが、訪問診療においてもそれは変わりません。

訪問診療でもまずは歯科医師の診療をサポートします!

また口腔ケアは日常的なセルフケアが大事であるのはもちろんですが、セルフケアだけでは十分に手入れが行き届かない部分も出てきます。

虫歯や歯周病にならないようにするためには、歯科衛生士という口腔ケアの専門家が専用の器具を使って歯垢や歯石を除去したり、薬剤を塗布したりすることも重要です。

さらに訪問診療を必要とする患者さんの場合、食べ物を噛んだり飲み込んだりする力が弱くなってきていることも多いため、リハビリのためのトレーニング方法を指導することもありますね☆

患者さん本人だけでなく、患者さんを介護しているご家族などに口腔ケアや食事内容についてアドバイスすることもあります。

 

訪問診療を受けるメリット

患者さんの中には「大したこともないのにわざわざ来てもらって診療なんて…」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし訪問診療を受けるメリットはたくさんあります!

虫歯や歯周病の予防、早期発見早期治療ができるというのはもちろんですが、特に高齢の方の場合は誤嚥性肺炎を防ぐことにも繋がります。。

口内の細菌は食べかすなどの汚れが溜まったり唾液が少なくなることで増加します。

また咀嚼や嚥下の機能が衰えると唾液や食べ物の誤嚥が起こりやすくなり、口内の細菌が肺に入る可能性も高まります。

肺に入った細菌は肺炎や感染症を引き起こし、最悪の場合死に至る恐れもあるのです。

訪問診療を受けることで口内を清潔に保ち、咀嚼や嚥下機能を改善・維持できれば、それが全身の健康にも繋がります。

さらに歯や口内の健康を維持できれば食事も楽しめますし、栄養も補給できますよね♪

口内だけでなく心身の健康のためにも、訪問診療は有効なのです。

 

口腔ケアに関する専門的な知識や技術を必要とする歯科衛生士は国家資格とされており、国の指定する養成校での3年以上の学習も義務付けられています。

大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。

本校では経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験できます。

模擬試験などの国家試験対策にも力を入れていますし、資格取得後の就職に関しても学生一人一人の希望や個性を踏まえながらきめ細かなサポートを行っています。

ダブルライセンス制度も取り入れていますので、歯科衛生士としての活躍の場も広がりますよ♪

ロサンゼルスで行う海外研修では最新の歯科医療も体験できます☆

JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分とアクセスも抜群ですし、オープンキャンパスも定期的に開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください!

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