歯科衛生士の国家試験の試験日程や合格率について
歯科医院で歯科医師の診療をサポートするなどして働いている歯科衛生士は、国家資格とされています。
つまり歯科衛生士になるためには国家試験を受けなければならないということですが、国家試験というと「取得するのは大変そう」と思ってしまうかもしれません。
実際、歯科衛生士の国家資格を取るのは難しいものなのでしょうか?
試験日までの勉強方法
歯科衛生士は国家資格であり、国家試験を受けなければならないわけですが、実は歯科衛生士の国家試験は誰でも受けられるものではありません。
歯科衛生士の国家試験を受けられるのは「歯科衛生士の養成校で3年以上学び、卒業した者」だけなのです。
歯科衛生士になるためにはまず歯科衛生士の養成校に通う必要がある、ということですね。
歯科衛生士は専用の器具や薬品を使った虫歯予防処置など、多くの医療行為を行います。
そのために必要な専門的なスキルを身に付けるのは独学では難しいことから、養成校での学習が義務付けられているのです。
養成校には専門学校や大学、短大がありますが、「卒業後に歯科衛生士の国家試験を受けて合格すれば歯科衛生士の資格を取得できる」という点はどの学校でも変わりありません。
ただ例えば専門学校の方が実習数が多い傾向にあるなど、養成校によってそれぞれ違った特色があります。
国家試験に向けた勉強方法としては、まずは日々の学習に真摯に取り組むことですね。
専門的な内容も多く、覚えるのは大変かもしれませんが、試験まで3年あるわけですから少しずつでも確実に進めていきましょう!
といってもむやみに暗記するだけでなく、なぜそうなるのかを理解するように心掛けていけば、応用問題にも対応しやすくなります。
過去問題に挑戦するのもおすすめです。
繰り返し取り組むことで自身の苦手な分野も分かり、対策もしやすくなるでしょう。
試験日程
歯科衛生士の国家試験は1年に1回、3月の初めに全国11会場で行われており、令和6年においては3月3日(日)が試験日で、試験会場は近畿地方では大阪に2会場が設けられます。
受験願書や卒業証明書、受験手数料(14300円)などが必要ですが、養成校卒業直後の受験では養成校の方で手続きを行ってくれるケースも多いようです。
試験に実技や面接、小論文などはなく、午前と午後それぞれ150分で110問、計300分220問のマークシート方式で行われます。
合格率
では歯科衛生士の国家試験の合格率はどうなっているのでしょうか。
ここ数年の合格率を見てみると、令和3年は93.3%、令和4年は95.6%、令和5年は93.0%でした。
過去10年間では合格率が最も高かったのは平成26年の97.1%、最も低かったのが令和5年の93.0%です。
ただ年々合格率が下がっているというわけではなく、上記の通り令和4年は95.6%ですし、平成30年と31年も96%を超えていました。
多少の上下はあるものの過去10年間で合格率が93%を下回ったことがない点を踏まえると、それほど難しい試験ではないと言えるでしょう
しっかりと準備をして国家試験に臨めば、歯科衛生士になるのは決して難しいことではないのです♪
歯科衛生士の国家資格取得をより確実にするにも、養成校選びは重要です。
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