歯科衛生士のお給料
働く上で気になることといえば、やはりお給料ですよね。
いくら好きな仕事でも、あまりにもお給料が安いと続けるのは難しいものです。
一般的に資格の必要な仕事はお給料も高めの傾向にありますが、医療系の国家資格である歯科衛生士の場合はどうなのでしょうか。
初任給は毎年高くなっています
歯科衛生士になるには高校卒業後に専門学校や大学などの歯科衛生士の養成校で3年以上学び、国家試験を受けて合格する必要があります。
早ければ21歳で歯科衛生士として働けるようになるということですね。
歯科衛生士の多くは歯科医院に就職しますが、2023年卒の歯科衛生士の初任給の全国平均を見てみると25万円弱となっています。
大卒女性の平均初任給が21万円強であることを考えると、歯科衛生士の初任給はやや高めだと言えるでしょう。
歯科衛生士の過去の平均初任給を見てみると、2014年卒が22万円弱で2018年卒にかけて微増し、2019年卒には23.5万円を超えました。
上記の通り2023年卒が25万円弱ですから、初任給は年々高くなっていることになります。
歯科衛生士は全ての歯科医院が必要としていますし、総合病院の歯科や保健所などからも求人があります。
また近年では介護福祉施設なども歯科衛生士を必要としており、こうした需要の高さが初任給にも反映されていると考えられます。
年齢による給与の推移
とはいえいくら初任給が高くともその後のお給料が上がらないとなると困りますよね。
厚生労働省が2022年に調査した歯科衛生士の平均年収を年齢ごとに見てみると、24歳まではおよそ309万円、25~29歳は377万円、30~34歳は351万円、35~39歳は397万円、40~44歳は468万円となっています。
25~29歳よりも30~34歳の方が低くなっていますが、35~39歳になると高くなっていますし、基本的には年齢と共に年収は上がっていく傾向にあります。
歯科衛生士として経験を積めばその分スキルも向上しますし、キャリアアップとして認定資格を取得する歯科衛生士もいますので、それがお給料に反映されているのでしょう。
また歯科衛生士はフルタイムの正社員だけでなく、短時間のパート勤務という働き方もありますが、その場合も時給は1500~2000円ほどとなっており、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方も可能です。
仕事と生活のバランスもとりやすい!
歯科衛生士は医療従事者ですが、一般的な歯科医院で働く場合は夜勤はありません。
週休2日の歯科医院であればその2日は休日となりますし、年末年始などで歯科医院が休みになれば比較的長めの休暇も取れるでしょう。
求人も豊富ですので自身が希望する条件にあった職場が探しやすいというメリットもありますね。
例えば出産後に子供の成長に合わせてまずは短時間のパートで復帰し、いずれはフルタイムに移るということもできます。
歯科衛生士と言うと若い女性のイメージが強いかもしれませんが、現場には40代や50代の歯科衛生士もいますし、年齢よりも経験を重視して採用されることも少なくありません。
歯科衛生士委は仕事と生活のバランスをとりながら、生涯働き続けられる資格なのです♪
歯科衛生士になるにはまず歯科衛生士の養成校で学ぶことになりますが、近畿圏内の方にぜひおすすめしたいのが大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校です。
本校では実践的な実習を重視しており、例えば歯科診療補助論では学生同士で歯科衛生士役と患者役を交互に務めながら、実際の歯科医療の現場と同じような形で実習を行います。
また校内での最新の機器を使った実習に加えて歯科医院や総合病院などで臨床実習も行いますし、現場で確実に役立つスキルを身に付けられます。
模擬試験など国家試験に向けて対策を行うのはもちろん、資格取得後の就職に関しても各学生の希望や個性を踏まえてきめ細かくサポートしますのでご安心ください。
昼間部では最新の歯科医療に触れられる海外研修や、介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度も取り入れています。
仕事を続けながら夜間部で学ぶということもできますよ
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分とアクセスも抜群です。
歯科衛生士を目指す皆様、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張りましょう!