なにわ
歯科衛生
ブログ

顔の歪みと噛み合わせ



噛み合わせが悪いことで様々な健康被害が引き起こされますが、顔の歪みもその一つです。
場合によっては顔だけでなく身体の歪みにも繋がる恐れのある噛み合わせ。
今回はそんな噛み合わせについて、詳しくお話ししましょう。




気になる顔の歪み。何が原因?

噛み合わせに問題があると、正しく咀嚼することができなくなります。
そのまま偏った噛み方を続けていると口周りをはじめ顔の筋肉のバランスが崩れ、顔に歪みが生じます。
例えば顔の左右でしわの入り方が大きく異なったり、左右で目の大きさが違って見えるなどといったことが起こります。
では噛み合わせの問題はなぜ起こるのかというと、原因としてまず挙げられるのが歯並びですね。
歯並びが悪いと正しくしっかり噛むということが難しくなってしまうのです。
また虫歯など歯に異常があったり歯が欠損している場合も、噛み合わせは上手くいきません。
親知らずが他の歯にぶつかったり、余計な力がかかるなどした場合にも、噛み合わせに影響が出てしまいますね。
さらに顎の骨の形やずれも噛み合わせと関係しており、顔の歪みの原因になります。


噛み合わせのずれは顔や全身に影響があります

噛み合わせのずれから顔が歪むと言っても、見た目が気にならなければ問題ないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
噛み合わせのずれをそのままにしていると顔や全身に様々な影響が及ぼされるのです。
例えば噛み合わせの悪さや顔の歪みが原因で顎関節の負担が大きくなると、顎関節に痛みが出たり顎関節症になりやすくなります。
炎症による関節痛や口を開けづらいなどの問題も起こります。
また首の筋肉が緊張状態になることで頭が傾いたり、肩こりや頭痛が引き起こされる可能性もありますね。
首や肩、頭の方向きを放置していると背骨も曲がってしまい、そうなると歩き方にも影響が出てくるでしょう。
股関節への負担が大きくなったり、左右の足の長さに違いが出てくる恐れもあります。
噛み合わせのちょっとしたずれが、全身の大きなずれを生み出してしまうのです。


生活習慣に気を付けて。ずれ気なったら歯科に相談を

噛み合わせのずれは虫歯や親知らずなどの他、口呼吸や頬杖、うつぶせ寝なども関係しています。
鞄を同じ側でばかり持ったり、スポーツや楽器の演奏で片側だけに負担がかかるような姿勢・動作が多くなるのもずれを生じさせます。
自分で鏡を使って歯を見ながらずれを確認することもできますが、気になる場合は歯科医院へ行って相談しましょう。
治療が必要な場合はワイヤーやマウスピースを使って矯正を行いますが、歪みが重度の場合は外科的手術が行われることもあります。
「矯正が必要なほどではないけれどずれが気になる」という方は、口を閉じた状態で歯の外側を舌でなぞるように大きく1周させる体操を行いましょう。
2秒で1周ほどの速さでまずは時計回りに20周、次に反時計回りに20周が目標ですが、初めのうちはすぐ疲れてしまうかもしれませんので少ない回数からでも構いません。
1日3回ほどを目安に頑張りましょう。

噛み合わせのずれから引き起こされる様々な問題を解決する際に大きな力となるのが歯科衛生士です。
歯科衛生士は口腔ケアの専門家であり、歯科医師の診療のサポートに加え、専用の器具や薬剤を使っての虫歯予防、それぞれの患者さんに合わせたセルフケアの指導なども行っています。
噛み合わせのずれの問題においても、日頃どのようなことに気を付ければ良いのかアドバイスしてくれるでしょう。
そんな歯科衛生士は国家資格であり、国家試験を受ける際は専門学校などの養成校での3年以上の学習が義務付けられています。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。
校内で実践的な実習を数多く経験するだけでなく、歯科医院や総合病院などでの臨床実習にも多くの時間を割き、現場で即戦力として活躍できる力を身に付けます。
国家試験対策や就職サポートも手厚く、またダブルライセンス制度や海外研修を通し歯科衛生士としての視野も広がります。
夜間部もありますので、働きながらでも歯科衛生士を目指せます。
定期的に開催しているオープンキャンパスではエアースケーラーを使ったスケーリングなども体験できますので、ぜひお気軽にご参加ください。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校がおすすめですよ。

資料請求
資料請求