歯科衛生士の国家試験の日程と対策について
歯科衛生士は国家資格ですので、歯科衛生士になるには国家試験を受ける必要があります。
ただ歯科衛生士の国家試験は受けたいと思ってすぐに受けられるものではなく、まずは国が定めた養成校で3年以上学ぶことが義務付けられています。
今回は歯科衛生士の国家試験について、詳しくお話ししましょう。
国家試験の日程や科目
歯科衛生士の国家試験は年1回行われます。
次回は令和7年3月2日に第34回歯科衛生士国家試験が施行されます。
会場は北海道、宮城県、東京都、新潟県、広島県、香川県、福岡県、沖縄県にそれぞれ1か所、愛知県と大阪府には2か所設けられます。
試験科目は「人体(歯・口腔を除く)の構造と機能」「歯・口腔の構造と機能」「疾病の成り立ち及び回復過程の促進」「歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み」「歯科衛生士概論」「臨床歯科医学」「歯科予防処置論」「歯科保健指導論及び歯科診療補助論」で、午前と午後それぞれ2時間30分かけてマークシート形式の全220問に解答することになります。
実技はありません。
令和7年3月14日卒業見込みの者を含め、歯科衛生士の養成校を卒業していれば、令和7年1月6日から1月16日までに願書を出願することで受験できます。
受験手数料は14300円です。
現在養成校に通っている学生(卒業見込みの者)の場合は養成校で手続きを行うのが一般的です。
合格基準と合格率
歯科衛生士の国家試験は6割以上の正答が合格基準とされており、1問1点の全220問ですので132問以上に正しく答えられれば合格です。
前回の第33回歯科衛生士国家試験を見てみると、7950人が受験し合格者は7346人、合格率は92.4%でした。
それ以前の試験においても合格率はおおむね90%を超えており、毎年6000~7000人ほどが歯科衛生士の国家資格を取得しています。
医療系の国家資格と聞くと取得が難しいというイメージがあるかもしれませんが、歯科衛生士に関しては養成校で真面目に学習に取り組んでいれば比較的取得しやすい資格と言えます。
なにわ歯科の国試対策について
養成校には専門学校や大学、短大があり、大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校もその一つです。
本校では模擬試験や総合演習などの国家試験対策を行うことで、合格をより確実なものとします。
昼間部では2年次9月から、夜間部では2年次3月から模擬試験を実施し、学んだ知識が身に付いているかを定期的に確認します。
自分の弱点に気付き対策しやすくなりますし、国家試験を控えた3年次2月まで何度も模擬試験を経験することで本番でも気負わずに力を発揮できるようになるでしょう。
3年次の11月半ばからは総合演習も実施します。
これまでに行った講義の中から「もう一度受けたい」という学生の要望が多かった講義を改めて行うことで、苦手分野を極力減らします。
また学生一人一人をしっかりサポートできるよう、昼間部は学年ごとに2名、夜間部は1名の担任を置いています。
国家試験に向けた悩みなどがあれば気軽に相談してくださいね。
なにわ歯科衛生専門学校では実習を重視しています。
例えば学生同士で歯科衛生士役と患者役を交代しながら実際の歯科医療の現場に近い形で実習を行うなど、実践的な実習を数多く経験することで即戦力として活躍できる力が身に付きます。
指導する講師は経験豊富ですし、分かりやすく丁寧に指導しますのでご安心ください。
また介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最新の歯科医療に触れられる海外研修などを通し、歯科衛生士としての活躍の場も広がります。
夜間部も設けていますので、働きながらでも歯科衛生士を目指せます。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分とアクセス抜群で、大阪府内はもちろん周辺地域からの通学も問題ありません。
エアースケーラーを使ったスケーリングや印象練和・印象採得など、歯科衛生士の仕事を実際に体験できるオープンキャンパスも定期的に開催しています。
予定が合わなければ個別見学も可能ですので、ぜひ一度本校にお越しになってみてください。
歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張ってみませんか?