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8020運動においても重要な歯科衛生士の役割

2022年05月20日

歯は食事をするのに欠かせないのはもちろん、会話するためにもなくてはなりません。

健康的に生きるために歯はとても重要な存在なのです。

人間の歯は親知らずも含めて32本ありますが、歯が20本未満になると食べたり話したりするのに支障が出るようになります。

加齢によって歯が減ってしまうのは仕方がない部分もありますが、高齢になっても少なくとも20本は維持できるようにしたいですね。

 

8020運動とは?

健康を維持すべく、80歳になっても自身の歯を20本以上の残すことを目標としているのが「8020(ハチマルニイマル)運動」です。

8020運動は厚生省(現在の厚生労働省)と日本歯科医師会によって1989年に始められました。

8020運動が始まった1989年当時の80歳は自身の歯が4~5本残っている程度というのが一般的で、20本以上の歯が残っているのは7%ほどでした。

2005年になると80歳の21.1%が20本以上の歯を維持できるようになり、2007年には80歳の4人に1人が20本以上の歯を残せるようになりました。

2017年には半数を超える51.2%が8020を達成しており、人々の意識はかなり向上したと言えるでしょう。

ただ8020を目指しても歯を失ってしまうことが避けられない場合もあります。

仮にそうなってしまったとしても、自身に合った義歯を装着すれば20本以上の歯が残っている状態に近づけることができます。

適切に義歯をケアして清潔な口内を保てれば、自分の歯があるのと同じように食事も会話も楽しめるはずです。

 

セルフケアと歯科衛生士のプロケアが大切です!

では8020を達成するにはどんなことを心がければ良いのでしょうか。

まず大事なのは日頃のセルフケアですね。

食事やおやつをだらだら食べ続けていると口内が酸性の状態が続き、虫歯になりやすくなります。

食べる時間はきっちりと区切り、また口内を中和してくれる唾液が十分に分泌されるようしっかり噛むことも心掛けましょう。

虫歯の原因となる歯垢をためないためには自分に合った歯ブラシを使って正しく歯を磨くことも大事です。

ただしっかりセルフケアをしているつもりでも、完璧にケアするのは難しいものです。

定期的に歯科医院を訪れて検診を受けたり、歯科衛生士に歯垢や歯石の除去や虫歯予防の薬品の塗布をお願いしましょう。

自分に合った歯の磨き方や食事のとり方の指導を受けるのもおすすめです。

セルフケアとプロケアで、健康な歯を保ちましょう。

 

自分の歯でいつまでも健康に!

80歳で20本以上の歯を残そうという8020運動ですが、そのためには幼い頃からの生活習慣が重要です。

歯磨きなどのセルフケアをきちんと行う生活習慣を身に付けるとともに、定期的に通院して検診やクリーニングを受けることを習慣化していれば、自分の歯をいつまでも健康に保ち続けられるでしょう。

歯や口内の健康は全身の健康にも繋がりますし、介護の必要がない生活の維持や認知症予防といった効果も期待できます。

多くの人々が8020を達成できるよう、心掛けていきたいですね。

 

8020運動を口腔ケアの専門家として支えているのが歯科衛生士です。

歯科医師の診療をサポートしたり、歯垢や歯石の除去、歯磨き指導などを行う歯科衛生士は国家資格であり、養成校での3年以上の学習が義務付けられています。

JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も、歯科衛生士の養成校の一つです。

経験豊富な講師の指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を積み重ねることで、歯科衛生士に必要な知識や技術を確実に習得できるようになっています。

模擬試験などの国家試験対策に力を入れているのはもちろん、資格取得後の就職に関してもきめ細かなサポートを行っていますので、安心して学習に専念できます。

ダブルライセンス制度で歯科医療事務や介護の資格取得も目指せますし、アメリカのロサンゼルスでの海外研修で最先端の歯科医療にも触れられます。

仕事と学業を両立できる夜間部もありますよ。

定期的に開催しているオープンキャンパスでは授業や実習も体験できます。

歯科衛生士を目指す皆様、なにわ歯科衛生専門学校で頑張ってみませんか?

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