【歯科衛生婦】から【歯科衛生士】へ
2011年11月24日こんにちは
なにわ歯科衛生専門学校のブログへようこそ
皆さんは、一昔前の日本で、歯科衛生士は【歯科衛生婦】と呼ばれていたことを皆さんはご存じでしょうか
実は、歯科衛生士の発祥の地はアメリカになります
アメリカでは、Dental Hygienistと呼ばれていますが、当時日本語へと訳される時は口腔衛生員、歯科衛生手などいくつかの名称へと訳されていました
それが、1921年頃には、歯科衛生婦と訳されるようになり、日本へと伝わったことから、歯科衛生婦が誕生しました。
歯科衛生婦という呼び名は、第2次世界大戦後に設立した、歯科教育審議会が作成し『歯科教育審議会報告書』の中でも歯科衛生婦と呼ばれています。
その後、歯科衛生婦は、1948年に歯科衛生士法が制定され、私たちがよく知る【歯科衛生士】に統一されました
1948年から歯科衛生婦から歯科衛生士呼ばれるようになり、日本で歴史は、約60年になります
ただし、一時期歯科衛生士は女性に限定された職業だったため、歯科衛生婦の方が相応しいという意見が出た時期もありましたが、歯科衛生士として今もその名称は受け継がれています。
そんな長い歴史を持つ歯科衛生士ですが、歯科衛生婦から歯科衛生士となった今でも、現在の日本ではその数が不足している状態です
歯科医療の現場から医療・福祉を支える歯科衛生士のニーズは高まるばかりです
現在では訪問歯科の需要も高まり、高齢者社会を迎えた日本では、歯科衛生士は欠かせない存在になっています。
また、なにわ歯科衛生専門学校では、歯科衛生士の発祥の地でもあるアメリカへの海外研修も行っております
最新のアメリカ歯科医療事業を含め様々な体験ができる海外研修は、なにわ歯科衛生専門学校の特色でもあります
少しでもご興味をお持ちになった方は、お気軽に資料をご請求ください