ダブルライセンス【1】介護職員初任者研修課程と歯科衛生士
2023年02月27日
歯科衛生士として働くには、歯科衛生士の国家資格が必要です。
つまり歯科衛生士の国家資格を持っていれば歯科衛生士として働くのに問題はないわけですが、歯科衛生士としての活躍の場を広げたいとなると、さらなる資格取得を目指したいですね。
歯科衛生士の養成校であるなにわ歯科衛生専門学校では、歯科衛生士の国家資格に加えて別の資格取得も目指すダブルライセンス制度を取り入れています。
介護職員初任者研修とは?
なにわ歯科衛生専門学校のダブルライセンス制度で取得を目指す資格の一つが「介護職員初任者研修」です。
介護に関する資格は色々ありますが、その中でも最も基本的な介護に関する資格であり、介護の仕事をする際に資格を取得しようと思うとまずこの介護職員初任者研修を目指すことになるでしょう。
介護職員初任者研修は2013年に誕生した資格で、それまで存在していたホームヘルパー2級に相当します。
とは言っても単に名称が変わっただけではなく、実技演習を増やし施設実習は廃止、認知症ケアについての科目や筆記試験の追加などの変更も行われました。
カリキュラムに実技演習が含まれますので通信講座だけで介護職員初任者研修を取得することはできませんが、130時間のうちの40.5時間分は通信講座で学べますし、全カリキュラムをスクーリングで学ぶことももちろん可能です。
介護職員初任者研修を実施している学校の中には土日や夜間のみのコースを設けているところもあり、働きながらでも取得を目指せる資格です。
カリキュラム修了後に筆記試験が行われ、70点以上を取れれば合格となりますが、それまできちんと受講していれば合格は難しくないでしょう。
昼間部の特長「ダブルライセンス」
なにわ歯科衛生専門学校の昼間部のダブルライセンス制度では「介護職員初任者研修」もしくは「歯科医療事務・ガイドヘルパー講座」のいずれかを選び、資格取得を目指します。
介護職員初任者研修は先ほどご紹介した通りですが、歯科医療事務は歯科に特化した医療事務に関する資格ですね。
診療報酬を計算したり、請求業務を行うことは一般の医療事務でもありますが、歯科には歯科特有の診療報酬計算もありますし、器具の準備や消毒などといった診療のサポートも行います。
歯科医療事務を行う際に資格が必須というわけではないものの、スムーズに業務を行うためには資格を持っていた方が良いでしょう。
またガイドヘルパー講座は障害のある方の外出をサポートするための資格です。
歯科衛生士として障害のある患者さんを診療したり口腔ケアを行うこともあるでしょうから、取得しておいて損はありません。
ダブルライセンスの取得で活躍の場が広がります!
歯科衛生士の多くは歯科医院で働いていますが、歯科医院には様々な患者さんが訪れます。
介護の資格があれば高齢の患者さんのケアに活かせますよね。
また近年では介護施設で働く歯科衛生士も増えてきています。
施設の利用者さんの口腔ケアを担当する他、噛んだり飲み込んだりする機能を改善・維持するトレーニングを指導したり、食事の内容や摂り方をアドバイスしたりする際も、介護の知識があればより適切なケアが行えるようになります。
ダブルライセンス取得で、歯科衛生士としての活躍の場を大きく広げられるのです。
歯科衛生士になるためには歯科衛生士の養成校での3年以上の学習の後、国家試験に合格しなければなりません。
歯科衛生士に必要とされる基本的な知識や技術はどの養成校でも同じように学べますが、その他の部分では学校ごとに特色があります。
なにわ歯科衛生専門学校では実習を重視しており、最新の機器を使った実践的な実習を積み重ねることに加え、歯科医院など実際の歯科医療の現場での臨床実習にも多くの時間を割いています。
昼間部では今回ご紹介したダブルライセンス制度の他、最新の歯科医療を体験できる海外研修も実施しています。
また夜間部なら働きながらでも歯科衛生士を目指して学ぶことができますよ。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあり、アクセスも抜群です。
オープンキャンパスも定期的に開催していますが、ご都合が悪ければ個別見学も可能です。
幅広く活躍できる歯科衛生士を目指したい。
そんな方はなにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張ってみませんか?