虫歯・歯周病と糖尿病の関係~歯科衛生士の重要性~
2015年09月03日皆さんは、「虫歯・歯周病と糖尿病」、この組み合わせを聞いて何を思われますか
全く関係がないもののように思えるかもしれませんが、実はこの3つの病気には少なからず関係があることがわかってきています。
では、虫歯・歯周病と糖尿病には、一体どのような関係があるのでしょうか
糖尿病の症状の一つには唾液の量の減少があります
唾液の量が少なくなると口の中の環境が悪化しやすくなり、その結果、虫歯や歯周病になりやすくなります
また、逆に虫歯や歯周病が糖尿病を悪化させるというケースもあります
虫歯による痛みで咀嚼が難しくなれば、あまり噛まずに食べられる食事(炭水化物など)をしがちになり、咀嚼回数が少なくなると満腹感が得られにくくなり、食べ過ぎることも多くなります。
これらはいずれも間接的に糖尿病を悪化させる要因となるのです
さらに、歯周病は虫歯よりも直接的に糖尿病に影響を与えると言われています
歯周病になると歯の周りには歯周病菌という細菌が付着しますが、歯周病菌が歯茎にある毛細血管に入り込み、血管を通して全身へと広がっていきます。
すると体内ではこの細菌を攻撃するための物質が作られますが、この物質が増えるとインシュリンが作られにくくなり、血糖コントロールが辛い状態になります。
この状態が糖尿病を悪化させることになると言われています
そのうえ糖尿病が悪化することで歯周病がさらに悪化しやすくなるため、そこからまた糖尿病が悪化しそれによって歯周病も悪化する、という悪循環に陥ってしまいます。
虫歯や歯周病の予防や治療をきちんと行うことは糖尿病の悪化を防ぐことにもつながります
また糖尿病の治療をきちんと行うことも虫歯や歯周病の予防につながるのです
だからこそ、虫歯や歯周病の予防に欠かせないのが、歯科衛生士の存在です
さらに、歯科衛生士は口腔ケアのプロとして、糖尿病を患っている方にとっても欠かせない重要な存在なのです
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